2015年03月
作者近況 2015年09月 2015年07月 2015年05月


11/29朝 やっと洗濯が終わった。今日もあまり無理をせず、ゆるやかに、、、、、、

カメラマン、写真家、と言うのは、、、、一般的で、とても軽い存在だと認識している。。。俳優で写真家、音楽家で写真家、XXで写真家でもある、、、と言う人はあまりにも多い。。。。これは、写真を芸術として考える上で、、、べっつにネガティブなことだとは思わない。。。

逆に、カメラマンで小説家、、、写真家で陶芸家、写真作家で作曲もするとか、、、、なんてのはあまり聞かないと思うのは私だけかな、、、、手軽な芸術であることはすばらしいことだが、、、、、簡単に出来ると思われるのは、彼らにとっても不本意だろう。。。

しかし、、、たとえば、大学院で写真を選考しようと思ったり、教授として教えることになると、、、、何か、難しいことをやっているような「証」が必要になる。。。そこで興味を持つのが、古典技法だ、、、、、、その結果とは言わないが、、、あまりにも手触りのない、作品が増えるのは、ちょっと悲しい。

あたらしいWeb のテクニックページだが、、、自分のトーンカーブで作品を管理すること、そして、、、引き延ばし機の光源の適合性を、進めようと思う。。。銀塩というのは、趣味のものとして、軽く触る人と、、、美術として、完成されたものを求める人に、ユーザーは分かれていると思う。。。細かいことを事をちまちま書くより絶対的な結果に導く技法やデータ、、、、、、そんなところだ。

今日はトーンカーブを進めるか、、


11/28 電車で帰宅、、、その後、山道を走って、修理の終わった車を受け取ってきた。心配のタネが一つ減った。

実際に分解してみると、ベアリングそのものは、すぐに破損すると言うような傷はなかったそうだが、、、ナックル自体の錆がひどく、これは私も認めるところだが、、、もう少しさびると、分解そのものが無理になる、、、、そうなると、、、かなりの部分をアッシーで交換する、、、そう考えると、、、この修理だけは、早めに済ませるべきだと。。。ぎりぎりで払える金額は、、、旅の安心を買ったと言える。。。。。。

次の不安は、エンジンの始動性だが、、、これは出来るだけ自分で調べなければならない、、、、何とか次の車検までもたせよう、、、、、

恐ろしく体調の悪かった今週だが、、、、10時間以上の睡眠や、暖かい食事でかなり快復している、、、、つまり、、無理をしてはいけないことと、、、疲れたら酒を飲むと言う、悪循環を断つことが必要。。。。。。。


11/27朝、ゆっくり起きたので昼が近い、、、 スタジオで暮らしていると、この日記も気がつくと、日にちがあいていたりする、、、なにも考えずに流されていることが多いのか、、、、

スタジオに来てずいぶん時間がたったように感じるが、、、、まだ数日、、北海道の撮影旅行が近づいて、気持ちばかりが焦っている。昨日はあまりに体調が悪く、午後から寝込んでしまった、、、、、、、

昼間からスタジオの床で寝込んでいるのは(床に倒れて死んでいる感じだから)、、、気持ちをいっそう惨めにするので、、、いやだな、、と思ったが、、、(普段はかなり体調が悪くても、デスクの前で座っている)、、、、、、体のこわばりがひどく、、これは横になったほうが良いのでは、、、と思って、、、、4時ころから休んでしまった。

単に怠けているような感じもするし、、、、、、旅行前で気持ちが焦っているのかもしれないが、、、、、、今日は少し良くなった。

途中何度か起きて、暖かい食事を取って風邪薬を飲む、、、そんな感じだが、、眠った感覚はない。。。ただ、、、穏やかな日常の夢を見ていた感覚があるから、、いつもより眠ったのかもしれない。

そういえば、昨日、連載の刷り上がりをWebにアップした。FBにも画像を上げて、チェックする、、、、、、FBや展覧会の会場で会う人は、関心をもってくれているようだが、、、、実際の地元のことはまったくわからない、、、、、、、、そこを気にしてはいけないと思うが、大きなずれがあるように思い始めると、いきぐるしい。。。そう思いながら、やっと次の号を仕上げなおした、、、、

当初、、、旅行中の原稿は、すべて書き上げておこうと思っていたが、、、、なんだか、、、旅の途中で書いたほうが良いと、思い始めている。。。大まかな企画は考えるが、、、実際に書くのは車内というのも面白いかと、、、

そろそろ書かなければと思っていることは、、、、、、美の原点は、自然界にあると感じること、、、、そして、、、時間軸上に永遠は存在しないことや、、、、、、、、芸術や、物を生み出す発想は、横並びの考え方に当てはまらないこと、、、、、、、、

最後には投げ出してしまう自分がいやになったりするが、、、、これが限界だ、、、たぶん。


11/25朝 昨夜スタジオに入り、少し片付けたがまだ散らかっている。先週展示が終了し、いろいろなものを運び込んで、そのまま帰宅したから、会場でいただいたお菓子や、残った飲み物などもそこら辺に転がっている、、、なんだか床も埃っぽい。。。今日は都内で取材だが、明日はスタジオで撮影もあるので、戻ったら片付けよう、、、

昨日やっと車を修理に出した。まだ壊れていないすべてのハブを修理することにしたのは、、、4年前に、同じ故障で北海道の撮影を中断した経験からだが、、、、、、思い切ってすべてのハブ、、、といのは、、、先日、冬タイヤの組み換えで知り合った地元の整備士との出会いも、、少なからずきっかけだといえる。。

中古のタイヤを持ち込んで、ホイールに組み替えてもらうのは、、、普通の量販店では、歓迎されないし、高価な請求を覚悟しなければならない。。。そこで、千葉県内でタイヤを組み替えてくれるところを検索した。。。そして、、知り合った整備士は、なんとも不思議な人だった。

まず、その工房の場所だが、、、普通なら絶対入ろうと思わない、とても細い山道の途中にある、、、そして普通の農家だ。ところが敷地に入ってみると、、サーキットを走り回るようなやんちゃな車ばかりが止められている、、、そして、どう見ても整備士とは思えない穏やかな老人(これは失礼だが)は、先月、整備工場を退職したと言うことだが、、、なんだか、整備士というよりは、うちの近所の朝市で野菜でも売っていそうな、おだやかな人だった、、、、

タイヤの交換は手際がよく、丁寧な作業で好感が持てる、、、、、、、それならばと思ってっ話を切り出し、、、、預かってもらうことになった、、、、日曜は一日中サーキットで留守にするということで、引き取りは土曜日だ、、、


11/24朝 やっと原稿を書き上げた。先日まる2日間、このWeb用に、テキストデータを仕上げたりして、すべての号を何度も読んだ為、かえってかけなくなったような感じだ。何が面白いのか?などと、考えていてはまったく進まない、、、、

今日はこれから修理の為に車を預けて、間に合えば、昼のバスでスタジオに向かう。長い間気になっていた車両だが、、、思い切ってす全てのハブのベアリングを交換することにした。あと数千キロは走れると思ったが、北海道の路面によっては、あっという間に走れなくなってしまう可能性もある、、、20万キロが目前で、他にも気になるところはあるのだが、、、、、、

この手の部品は、以意外と品質がそろっているので、一つ壊れれば必ず他のも寿命が近い。。。かなりの出費だが、ここはなんとかしよう。今、現在、力をすべて出すことに集中する。

スタジオでは、作品の引渡しや、一件の撮影、、、たまっている経理など。土曜には戻ろう。


11/21朝 起きてから2時間ほどリンクの修正作業。ずいぶん前に入れたコーヒーをやっと飲み始めた。今日は連載の原稿を書かなければならない、、、細かい作業ですでに疲れている、、、

新しく進めている、テクニックのサイト、、、大まかな構想が少しづつまとまってきたと思う。。。くくりとしては、、、Visualization ,Tone curve ,Dark room technique ,の3つの柱で進める予定。。。

Visualization は、撮影とプリントの結びつき、、、、Tone curve はいわゆるセンシトメトリーを撮影者の視点でコントロールしたもの、、、そして、、Dark room technique は、暗室でのプリント製作にまつわる作業の解説。

基本は、Visualization にあるので、その図式を模索して、昨日は一日中試行錯誤、、、、


11/21朝 昨日、新聞連載のページを完成させた。すべてのバックナンバーがテキストで読めるようになった。ページのインデックスはこちら。

2日間ずっとWeb 作成と言うのは久しぶりで、ものすごく疲れた、、、、、あるいは、、テキストデータを製作するために、、何度も、同じところを読むから疲れるのか、、、、、ブラウザによって、読み込まれるタグと、読み込まれないタグがあるので、、、ソフトで配置しても。ブラウザを変えると読めなくなってしまう。。。それをできるかぎり修正するわけだが、、、すでにXPでは追従できないブラウザがあるので、そのつどアップしてWin 7 でもチェックしなければならない・・・

こういうことは、スタイリッシュだとか、スマートだとか、、、いろいろ考えるより、自分の身の丈で、自分で出来ることを進めれば、気持ちは伝わっていくと思いたい、、、、、、

次の原稿も書かなくてはならないが、少し気分を変えて、それは明日にしよう。

今日は、センシトメトリーを作品に結びつけるページに取り掛かる、、、これは、、なぜモノクロームなのか?、、、と言う部分も含めて、、、そしてセンシトメトリーと撮影のギャップの調整、感覚的なコントラストなど、、、実際に作品と結び付けてみたい。

技術主義のように思われるかもしれないが、、、完成された作品をもって、技術を語る人があまりにも少ない現状を、、、、少しでも何とかしたいと思う。

この分野には、絶対的な自信がある、、、、、それは技術に対してではなく、、、経験に。。。その難しさを知っていることに対して。


11/20朝 昨日は一日中 Web ページの製作。。。この作業はとにかく疲れる、、、、、旧サイトのメールリンクも何とか修正。

Web で、更新したいと思っているとサイトは2つ。。。その一つが新聞連載のバックナンバーも含めたすべての号を読めるようにすること、、、、もう一つは、、、センシトメトリーと実際の撮影とのギャップをデータで紹介するページ、、、、

今日一日であと12ページのリンクを作らなければならない、、、、テキストデータも作成するので、、、様々なブラウザのチェックが煩雑、。、、、、、そもそも、、XPでしか動かないソフトを使っているので、、、いずれは更新も出来なくなるわけだし、、、労力の無駄のような気もするわけだが、、、

現状で、可能なことは、、先のことを考えずにやる。。。。と、言うのが、最近のポリシー。。。。。今日も狂ったように作業を続けている、、、、

先日の展覧会で、記事を楽しみにしていると言う人が数人いたことが、、、、ちょっと嬉しかった。新聞は、今日で仕上がるかな、、、


11/19朝 昨日の続きで洗濯だ、、、夜の雨はおさまったが、強い風が吹いている。

11/18朝 昨夜日付が変わってから帰宅、、、、無理して早く起きて、洗濯を始めたら、、、、、、、今日は断水だった。確か張り紙が、、、、

11/17朝 あっという間に展示も最終日。これから出かけて、、、夕方には撤収する。。。その後、千葉まで戻るのか、、、少し仕事を進めて明日にするか、、、

プリントのセールスは、あと2枚はほしい、、、フリーの入場者は、女性が多く、、、、、、これは、、、意見を聞くという意味では効果的だが、、、販売という意味では難しい。。。

女性が美術としてヌードに求めている感覚は、、大まかに二つあるように感じるが、、、、、、、、自分の性を超越した幻想的なもの、開放感を与えてくれるような、、、、、、、それとまったく違う嗜好で、純粋に伝統的な美術に根ざした美意識。。。。。よく売れるのは、前者のほうだと思うので、、、販売は難しくなる、、、、、、しかし、思った以上に評判は良い。。。もちろん、男性にいろいろなタイプがいるのと同じことだが、、、


11/15朝 今日はレセプションだ。天気が回復してよかった。そろそろ出かけなければならない。多くの人に会うのは少し憂鬱だが、、、

展示をしていて考えること、、、、、、作品を、、まず、自分の中で完結するものとして、仕上げようとする人、、、、周りに拡散して、初めて作品と考える人、、、、、、そんな区分けの中に、、、それぞれの感性は、決して交わらないと思う。。。それぞれは別の芸術だと思う。

自分の何かを作品そのもので満たすこと、、、、それを考える人間のことを、、、、ほかの芸術家はおそらく理解できない。。。私が、学校や、評論家が好きでないのはそのあたりなのか、、、、作ることを貫いて自分を満たす。。。。社会的評価はその次だ、、、、個人で完結することを認めない社会、、、

昨日は面白いものを見た。


11/14朝 最近は、朝、日記を書くのが普通になっているが、これは自分の意志で何をするかを決めて、その日一日を生きるようになったしるしのようにも感じる、、、周りに流されていると、一日の始まりに自分を振り返ることなどあまりなかった、、、

昨日は、久しぶりに撮影の仕事をこなした、、、展覧会の会期中はほとんどの仕事を断っているが、、、昨日はサントリーホールでオケのメンバーを撮影、、、学生時代から大好きなオケなので、これは断れない、、、、、、、RCO

ものすごく取材がタイトでわれわれの前にも何件か、そしてあとも詰まって待っているという状況で、最後の撮影は時間のないぎりぎりで、、、楽屋からホールに移動し、3つのシーンを終えるまで、カメラのタイムコードを見ると2分少々、、、、、撮れたのが奇跡のようなスケジュールだ。。。。こういう世界があることを、一般の人はまったく知らないで記事を見ているわけだ、、、、

その後は表参道のギャラリーへ。

今日も、データ処理がひと段落したらギャラリーへ出かける、、、、少し慣れてきたが、、グループというのは疲れる、、、何かがいつもの展示とは違う、、、


11/12朝 スタジオの仕事を終わらせてこれからギャラリーに向かう。昨日の搬入の疲れでふらふら、、、いよいよはじまった。

11/11朝 昨夜スタジオに入り車に乗せていたいた大きな三脚などの機材を下ろした。昼前に出かけ他ののメンバーの作品を車に載せて搬入に向かう。

ここ数日のストレスですっかり疲れてしまったが、今日は比較的体調もよい。胃の痛みもほとんどなくなった。

なぜ、ヌードの作品に抵抗を感じるかは、ほかの美術との比較もあると思うが、、、、自分にとってもっとも大きいのは、写真の芸術としてのポリシーに関係があると思う。

個人的な問題だが、写真という芸術のスタンスとして、、無作為の中に美を探している。それがヌードの場合、、、あるいはスタジオワークの場合、何が、無作為で、何が、作為的なのか自分でも、はっきりと区別がつかなくなってしまう、、、、、、、、、

たとえば、、、Weston  のヌードに、砂漠の砂の中のうつぶせのポーズがある、、、、、、はじめてみたとき、、、あるいは長い間、、、好きになることができなかった。。。。。。。それは、、、あまりにも、、、シンプルで、、その視点、、意識が空を待っているという感じなのか、、、力を感じない、、、、ところが、、、何十年か見るうちに、それだけが好きになる、、、、、ほかの有名な作品は、、、、それほど興味を感じない。。。

作為的だと思っていたものが、そうでなかったり、、、、無作為と思われた美しさが、虚偽に見えてきたり、、、、ヌードには、、そういう部分が付きまとう、、、

出かける準備をしよう。


11/10朝 昨夜、全ての準備を終えた。ダンボール一つに梱包された状態。キャプションなどのボード関連はまとめて作ってくれるので、今回は作品に集中できた。表参道での展示は初めてだが、町の様子もここ数年ですっかり変わったから、客層は誰にも予想がつかない。

メンバーの在廊スケジュールを見る限り、、、かなりの人数が常時接客に画廊に待機していることになっているが、、、、これは、、、ぶらっと入ってきた表参道の客に対してどういう風に受け止められるか少し不安もある。。。。。

接客スタッフが多すぎるのは都心の展覧会だと、なんだか内輪のイベントみたいでフリーのお客は引いてしまう可能性もある、、、、お花の発表会みたいになることはないと思うが、、、、このあたりも、、、、どういう客層なのかによるところが大きい、、、、、、、、

ここ3日間、夜寝ていると胃が痛くずっと薬を飲んでいたが、、、今日はずいぶんよくなった。これは展示のストレスかな???とも思ったが、、、ストレスと感じる暇がないほど、前向きに作業しているので、、、何もしていない寝ている時に感じるのだろうか、、、、夜になるとお金の支払いばかり考えている。

今回の展示で思うのは、12人のメンバーでシルバープリントは私だけ、、、、意外と多いのがインクジェットのピグメント。

そしてもう一つは、価格のこと。私の作品はエディション管理を前提にしているので安く設定する為には、まったくの新作でなければならない。。。そして。。今回もそうだが、、、スペシャルなエディションとしてNo,1 を販売する。。。。これは、、売り上げを取らなければならない作家の苦肉の策で、ただ展示して誰かが買ってくれれば良いと言う感覚ではないということを、、、はっきりと表したい。。。。。その話になると、、、グループのメンバーポリシーに反するのだが、、、販売しなければ、、美術としての位置づけはない。

そんな意味で、私の作品は展示作家の中で最も安い価格ランクに設定されている。売るためではなく、、、買ってもらう為に。。。

誤解を招く表現になるが、写真に関しては、作家の側に、ほとんどの問題はある。売れるものを作れとダイレクトに言っている訳ではなく、、、それは、、今までの美術の範疇ではなく、、、、そして、、写真の範疇ではもちろんない。。。目では見えない新しいものを知ってもらいたい。

作品の手触り、作家の心が直接伝わる感覚、、、言葉に出来るコンセプトを超絶した存在感。

明日の搬入に向けて、午後にはには車で出かけよう。


11/08深夜 やっと、展覧会情報をinformation のページにアップした。

作品の額装も終わり、再び箱に入れればすぐに搬入できる状態になった。わずか1週間の展示の為に、これだけの労力と支出を費やしたのはおそらく初めて。なぜ、そこまでするのかと、何度も自分に聞いてみるのだが、その質問すら空気のように消えていく、、、、ヌードを発表する時点で、もう自分ではない存在なのか、、、、、、


11/08朝 昨日は結局ブックマットまで。今日はレタッチ(極わずかだが)、サイン、額装やキャプション。。。そしてWEb の告知も作らなければ、、、、

昨日半日を費やして、久しぶりにすべての作品をドライマウントしたが、、、あまり効果はないようだ、、、、確かには美しいディティールを見せているが黒の部分に、、、、今回の紙なら、、マウントしなくても十分平面を保っている。。。。ベースマットのチラ見せも、、、むしろ、、一点で見ていると、、、画像のイメージ部分にかぶさるようなマッティングが、効果的なものもある。。。このあたりはマットサイズの問題だが、、、、、、、、

プリントの余白を切り落として、ベースになるのマットボードを少し見せるブックマットを掛けたが、、、あまり効果はなく、、(30年以上前に仕上げていたスタイルで、マットボードは5ミリほどしか露出しない)、、、私自身の視力のせいかもしれないが、、印画紙の余白を見せているのと、あまり違いが判らない、、、若い頃は、この5ミリくらいと言うのが、こだわりだったが、、、


11/07朝 天気予報は曇りだが夜明けから晴れている。とても現実的な夢を見て何度も起きるのだが、、、、最後は電車で乗り過ごして知らない町に下りる夢だった、、、その駅の名前を看板から探すのだが、、、どこにも駅名が見つからない、、、いろいろな記憶をコラージュしたような不思議な町と駅。不思議な賑やかさ。

昨日、一日早く注文した額縁が届いた。届く前はどんな失敗をやらかしたか少なからず不安だったが、、、見た瞬間に、、「ああこれだ」 と、思えたのは、、久しぶりに嬉しい体験。

今回は枚数が多いので冒険は出来なかったが、、、、、これからはいろいろ試したい。。。購入者が、作品を求めるのも、こんな感覚があるのかな、、、?一点求めると、、、新しい世界が見えてくる、、、、、、、

そして、すぐにホームセンターへ出かけ、、、すべての額を、紐を遣わずに掛けられるように改造した。これはずっと課題だったこと、、、発注したお店でも、いろいろと教えてもらったが、、、、、、、、通常の額は裏板の部分が平面になっている。。。それをパネルを裏返したようにへこんだ状態に作り直し、上の部分のエッジをスリットにして、直接釘にかけられるようにする。。。。そうすれば、壁にぴったりと密着するアルミフレームのような掛け方が出来る。。。。高さ、水平もとりやすい。

ホームセンターの木工加工だから、あまり正確ではないが、、、、大きいと、パネルが額に入らなくて使用できない、、、少し小さめに。。パネルはねじで組み立てたが、、、、、とても、満足のいく仕上がりだ。

今日はマッティングから額装まで。一気に仕上げたいが、、、作業工程を考えると明日までかかるのか、、、、、、、、

マットの掛け方で、まだ悩んでいる、、、、枚数に余裕が一枚もないので、、、いろいろ試せない、、、、ここをケチったのは失敗だったか、、、、、、、


11/06朝 昨日のフラットニングを終えた。もうすぐコーヒーが入る。豆を変えて今日からマンデリンフレンチ、、、今年の初めに値上がりを予測して買った4キロの豆のうち、最も期待している、、、以前は美味かったがこれはどうかな、、、

昨日は、もう何度目になるのかわからないくらい、プリントしているヌードのイメージを最後のトライ。。。深めのグレーのの密度が違って、少し強くなったように感じる。。。これを使おう。。

その後、夜はスタジオから持ち帰った仕事をしているので、、、寝る時には疲れて何も考えられない、、、、

やっと8点のセレクトを終えた。。。スタジオの仕事を終えたら午後からマッティングの準備を始めよう。。。WEb の告知や、キャプション関係など、、、やっとはじめられる。。。。

コーヒーがちょっと苦い、、、この豆は薄く入れなければならなかったのを忘れていた、、、、


11/05朝 昨日も早く寝た。仕上げたプリントがないので今日はすぐに作業を始められる、、、、

すっかり疲れてしまった。体調も原因不明だが、すっきりしない。。。ストレスなのか、、、、ヌードの作品点数を8点に増やしたことで何度もレイアウトをやり直している、、、、同じスタンスの作品が8点も並ぶと、被写体からの圧迫感でどうしても息苦しくなり、、、、近くで見ることを妨げる気がする。

6点までの組み合わせなら、、、引いて見ても、寄って見ても、問題は感じない、、、、それを4列8点にしようとすると、、、どの作品が悪いと言うことでなく全体のイメージが鬱陶しくなる。。。

もちろん、それを克服する為に、大きさを変えるとかいろいろな方法があるとは思うが、、、今のところの結論は、、、、被写体とのスタンスにあると思う。。。現在選んでいるネガでは、必ずそのような問題は出てくると思う。

同じスタジオで、同じスタンス、、、、絵柄は大きく違っても被写体の存在感が少しづつ増幅される。。。たぶん、額に入れれば一気に軽減されると思うが、、、、額の到着の7日まではいろいろと試してみる。。。

展示方法にも、工夫が必要だ、8点をまとめて構成するが、客の要望があれば、すぐに壁から取り外し、明るい場所で見せることが出来るように、額を改造する。、、市販のワイヤーでなく直接エッジにかけていれば、すぐに持ち上げて外すことが出来る、、、明るい光にかざしたり、美しく見える状態で見せることが重要だ、、、、そして1点にした時の感覚がわからないと、販売は難しい、、、、、、、、どんなに強い印象を刻んでも、、、購入することは別の意味を持つ。。。それを見る人に知ってもらいたい。

今日は、違う紙で違う現像液、、、再現域を変えて強さをコントロールしてみよう、、、キーになる1点を、、、イメージアップしなければ。。。


11/04朝 フラットニングと洗濯を終えてコーヒーを飲んでいる。冬が来る前のこの季節が一番好きだ。椅子にかけてあるラグも洗った。

昨日のプリントのうち、3枚にラインが入っている、、、前回の縦3本のようにくっきりではないがうっすらと横のライン、、、薄いマジックで線を引いたような感じ、、、、、11x14だから何とか我慢するがこれが16X20 なら、絶えられない、、、、Edu はしばらく注文するのをやめようか、、、しかし、せんげつ16X20 を200枚買ったばかりなので、、、テスト用に11X14は必ず必要になる、、、困ったものだ。

ヌードのセレクトが決まらない、、、、新しいものでなく、、、仕上げなおして、考えよう。一体、何回同じものをプリントしているのだろう、、、

昨日はよいと思った物も、今日はなんだか幼稚に見えてしまう、、、、


11/03朝 昨日と違って穏やかな朝だ。昨日は作業をしていてもあまりに寒く。寒気がするのかと思って体温を測ったら、普段より低いくらいでびっくりした。風邪を引いたのかと思う寒気は、、、急に下がった気温のせいだろう。体がついていけない。

あまりにも軟弱だが、早々と石油のファンヒーターを出した、暗室は16度の室温なので、すでにエアコンは使用中。水温も朝は15度くらいになる。。。いよいよ冬だ。

ずっとヌードのネガをチェックしている。展覧会の参加点数を8点に増やしたことで、、、8点全体をまとめたイメージで展示する。8点のまとまりを考え、余裕を持った枚数から、作最終的にまとめる。

なぜ、ヌードなのか?

今まで、一度も発表することもなく、これは、写真には無理な被写体なのか??? そう思い続けていた。。。。逆に言えば、、、写真が、芸術であると考えるならば、これを仕上げなければ、美術としての位置づけは無いようにも感じる。。。

そして、写真の位置づけを芸術まで高めたスタイケンからの流れの中でも、、ヌードを得意する作家はいない。。。E.Weston でさえ、ヌードは何度もトライし、様々な作品を手がけたが完成したものはわずか数枚,、それすら、微妙に苦労のあとが画面の中から受け取れる。

サブジェクトとして人体をあつかうと言うことは、美術のほかのジャンルではあまりにも一般的だ。デッサンの基本はヌードだと思うし、彫刻の最も優れた作品もヌードだと思う。

それらを考えると、写真において、優れたヌードの作品など、絶対に作れないのではないかと、、、、そんな考えの中にいた。

彫刻の優れた人体の描写は、光を取り込み、超絶的な空間を展開している、、、それゆえ、絵画でさえ、印象派ぐらいまで、芸術として昇華することが難しいと、、、

それを考えると、、、写真でヌードを仕上げることは、あまりにも難しい。。。

では、なぜ、これを仕上げようと思うようになったのか? 自分でも不思議だが、、、昨年墓参りに行った、親友のこと。。。彼の専門は絵画だが、、、彼との会話をいろいろと思い出す、、、、


10/31朝 昨日の片付けと今日の撮影の準備。書籍の表紙で立体のイラストを撮影する。それが終わったら、移転したPGIにマットボードを取りに行き、そのまま電車で帰宅しよう。

来週は、展示のための作品に集中したい。

先日額を発注するために専門店に出かけたが、ここ数回いろいろな店で、長い時間を過ごしている。額についていろいろと勉強しなければならない。

これは写真を見せる上で、あるいは販売するためには絶対必要だと思う。。。この部分はギャラリストのほうが専門家ではあるが、自分で販売するためには、それぞれの作品にそれぞれの額、そして、、飾る場所によって、いろいろと思考を提案すること。。。写真家自身も責任を持って対応しなければならない、、、

額の専門店でいろいろと質問して、知識そのものは吸収できるのだけれど、飾ってみなければわからない、、、それは購入者にしてみれば、、、もっとも大きな問題で、写真を始めて購入する人が、ほとんどの場合、、、ギャラリーで使用している額を一緒に購入するのも、うなずける。

さらに、もうひとつ気づいたことは、額の専門店でも、写真を額装することに、あまりなれていない、、、専門的な経験が少ないと思う。それはマットボードの種類や、プリントの種類、規格フォーマットなどに対する知識が少ないということだけでなく、写真家が一般的にどのような額を使用しているか?というような知識は、こちらが持ち込んで、そこから新しいアドバイスを引き出すべきなのかもしれない。

写真を購入した人が、、額の専門店を尋ねても、、、おそらく、適切なアドバイスは受けられない、、、これは、意外と大きな問題だと思う。。。

もちろん、、額をコーディネイトしてくれる写真のギャラリーはいくつかある。。。しかし、、それは、、写真を購入するのが始めての場合、、、とても敷居の高い場所に、感じられる。

少なくとも、自分のシルバープリントに適した額は、自分からも提案できるようになりたい。


10/30朝 スタジオで人物の撮影の準備を進めている。午後からはCDジャケットの撮影、、、

昨日、急に思い立って、銀座の春日さんの展覧会に行き、その後、長い時間を額装の専門店で過ごし、8枚の額を発注した。土曜に受け取るマットとあわせると10万ほどの出費になる、、、、、、今の状況からすれば、これはかなり無理がある。新作が1点も売れなければ、冬の撮影の費用がなくなる、、、、

急に、額を選んで、しかもたくさん用意する気になったのは、、、、、、ふと思い出したきっかけがある。

展覧会を開こうという人から、いろいろと相談されることがあるのだが、、、、、、個展のためにマットやフレームの経費を少しで節約したい、、、そんな内容だが、、、、、、生活に困りながら作品を作っているような若い人や、びんぼーアーティストならともかく、そこそこの暮らしをしている人だったりすると、、、少なからずいらいらする。経費をケチる内容もビミョーにみみっちかったりするし、、、、

それでいて作品が売れないと、買わない客が悪いとかギャラリーが悪いとか、、、、

そんな話にいらいらした自分を思い出していると、、、ここは借金してでも見せ方は徹底しようと、、、売ろうと思って、最良の見せ方を考えないと、購入者も踏み切れないのだと、、、つねずね思っているわけだし。。。

現状最高のギャラリーと思われる、プロモ・アルテギャラリーで展示するわけだから、1週間とはいえ、手抜きをしてはいけないと、、、強く反省。。

FBにも、新作のヌードを選んでいることをアップした。今回は初めての試み、手ごたえはあると思う。加速して、一気に進めよう。


10/29朝 フラットニングを終え、コーヒーを入れながら日記を書いている。

昨日、発生した印画紙のラインは、今日のプリントにはなさそうだ。とりあえずほっとする。新作のプリントは7点あり、、その中から4点か、6点を展示しようと思うが、、、、、、やっぱりやめようかと言う気持ちも、ないわけではない。

プリントそのものは少しづつ自分の表現に近づいてきたと思うのだが、、、、額を含めた見せ方を試すには、少し時間が足りない。ありきたりの額でやるのは避けたいのだが、6点と言うことになると、あまりにも無駄にお金がかかってしまう、、、、それとて、ベストなマッチングには、到達しないかもしれないし、、、、

と、ここまで書いたところで、コーヒーを飲みながら再びチェックして、4点に絞って、額を新調する方向を考え始めた、、、、となると、、、今日あたり選びに行ったほぷが良いのかもしれない、、、、、


10/28朝 昨日のプリントのフラットニングを終えた。。。これから今日の作業内容を決めなければならない。新作のプリントは今日で一区切りを迎える。今日までの結果で、新しいものを出すか、今までのものから選ぶのか決める。今日は2点を手がける予定。

昨日のプリントの中で、マジックで書いたような直線が入った紙が2枚ある。あまり品質の良くないアリスタのEDU だが、、、ここまではっきりとラインが入るのは初めてだ、、、、、、それが、、、濡れている時も乾燥の準備でも、まったく見えてこない。。。乾燥が完了すると薄い黒のマジックで直線を引いたように露光された画像にだけ表れる、、、、、、

乳剤製造中のトラブルだと思うが、縦のラインが3本入ったものと、縦横に一本ずつのものと、、、微妙に理由がわかりにくい入り方だが、、、、、、今後現れなければよいが、、、なぜ、乾燥後に現れるのか??それも疑問。。。

これほどはっきりしたラインを濡れている時に見落とすことはありえない、、、、


10/27朝 昨日はプリント作業をせずに、フラットニングなど、そして、オークションで購入した冬タイヤ2本を、持込で交換してくれる整備士のところに持参した。ネットで偶然見つけた作業場は、意外にもうちから近く、車で15分ほどの距離。出来ればハブの交換もお願いできないかと相談中、、、

ハブのベアリングは、昨年唸りが出たので一つ交換。残る3個も、少し音が出始めている、、、、このまま北海道に出かければ、途中で旅を終えることになりかねない、、、、3年前のつらい思い出がある、、、、、全部交換して、少しでも、古い車の不安を減らしたい。

それ以外にも面白いことがあり、、教えてもらった山の中に行く途中、材木の市場があったり、養豚場の跡らしきものがあったり、新しい場所の発見も少し。。。地元のことも、少しづつわかってくると面白い。

今日はプリントを再開するが、、、、、新しいネガに取り掛かる。今のところ何とか仕上げられそうな新作は2点、、、あと2点は追加したいところ。

作品が決まらないと、額が発注できないもどかしさと、、、PGIが移転したと言う、新しい情報で。マットボードの受け取りも考えておかなければならないようだ。


10/25朝 暗室の湿度が始めて50%を切った。1年で一番好きな季節。

来月の展示用の作品に取り掛かる。何とか新作を!


10/24朝 昨夜スタジオを出て、今日は自宅でプリントの予定だったが、あまりに多い雑用で帰りそびれてしまった。昼のバスで帰れば、連載の原稿を仕上げられるかもしれない、、、

非常にいらだつ雑用は、、、ネットのモデムの返却や、新しいWifi の、申し込みなど、、、、以前から使っているルーターは、、先月から1000円値上げされているので、これも、すぐに解約しなければならない、、、なんともわずらわしい。、、、、契約するのは簡単で解約するには、、ものすごく手間がかかる構造にいらだつ、、、、

そもそも、今の時代は、これができて当たり前なんだろうか??データのバックアップが終わったら、昼のバスに乗ろう。


10/22朝 スタジオで人物の撮影の準備をしながら、、、一休みしてコーヒーを入れている。

先週はギャラリートーク、、、、その後は冬の撮影の準備と小旅行などで、、、、スタジオでの仕事は久しぶりかもしれない、、、

先週のギャラリートーク。。。後から考えてみると、少し、進行に難しいところがあった。それなりに多くのお客さんだったし、、、、、、各テーマごとに、質疑応答を入れえたほうが、来ていただいた方とのコミニケーションが取れて、話の追い込み具合が、つかめたように感じる、、、、

適当に切り上げて次にいく、、、という感じが、、、ちょっと空回りした会場の雰囲気の原因かもしれない、、、、、、

私自身は来月の展示の話も、すっかり忘れて、、、、


10/17 もう少ししたらギャラリーへ。車なので早めに出よう。

トークについては、あまり不安は感じなくなった、内容についても、簡単なリストをチェックしてみたが一つ一つ、私自身の関心のある事ばかりなので、、普通に会話すれば問題ないように感じている。会話なら、こまかな整合性を問題にされることはないので、文字を書くこととは異質だと思う。

もちろん、まったくつじつまの合わないことを話してもよい、と言うことではなく、そこで発せられる音声が、それ自体に表現力を持っていて助けられると言う感じかな、、、、、、極端に感情移入された、某国のTVニュースや、、、それぞれの単語に図式的に表情をつけた手話のニュース、、、、、つまり、その逆の,本当の言葉を伝えることが出来る。。。

今年は慣れない事をたくさん手がけている、、、そしてもう冬の撮影の準備もしなければならない。。。。連載の原稿を前倒しして書かなければならない事、限界を迎えた車の修理やタイヤの交換、、、、来月の展覧会には何とか新作を用意したい、、、、、、

少し良いこともあった。そろそろ限界のスタッドレスタイヤ。。。。オークションで新品同様の中古を入手。。。。量販店で5万円近い見積もりが、半額以下で何とかなりそうだ。。。。引取りや、持ち込み交換であわただしいが、、、、早めに手を打った成果と喜んでいる。。。。4本全部換えたいけれど、今回は2本だけ。


10/16夜 明日のギャラリートーク、、、

打ち合わせでいくつかのテーマは決まっているのだが、私自身が興味のあるのは、今回の展覧会のテーマとなっているガウディ。

まったく不釣合いな例えだが、、、、日本人がヨーロッパに興味を抱く対象のひとつでもあり、、、、、日本に例えるならば、富士山や、京都の町並みを写真展のテーマとしたのと受け止められる可能性もある、、、、、、そのリスクを超えて、今回の展覧会はある。。。

もし私が。富士山をテーマにした写真展をするならば、、、、それなりの釈明が必要だと思うのだが、、、、もちろん、見ればわかると言ってしまえば、それまでだが、ここは、彼の写真観を通して、、、なぜ、、ガウディなのかが、、聞いてみたい。

これはネガティブな発想からではなく、、、自分にとって、、新しい被写体への、アプローチ、そして、、、何か、、自分には無い、新しい言葉を捜している、、、

私は、、ギャラリーの階段に飾ってある、写真が好きだが、、、それは、、レストランの天井を撮ったもの、、、、たとえばそんな事かもしれない、、、、、、


10/16朝 昨夜から雨が降っている。この時期の雨の日にしては暖かい、風がなく静かだ。

昨日は一日中作品のトリミング。意外と疲れるが、新しい可能性を試す為に、長い時間が必要だ。特にスタジオのヌードは、余裕のある画面で抑えるので、ネガを見ても雰囲気がつかめないものが結構ある、、、、、、、

来月の展示に間に合えばこのシリーズを展示したいが、印画紙とのマッチングがつかめず、、、可能性はまだ未知数。。。

トリミングの決まったものから、、、今日はアリスタとイルフォードを試そう。

暗室の準備をしていたら風が出てきた、明日の天気はどうなんだろう。


10/14朝 撮影関連の仕事がやっと片付き昼のバスで自宅に戻ろう。11月の展示のギャラリーの下見など、短い時間にいろいろなことをこなした。連載の原稿を加筆修正しなければならないのだが、千葉に戻ってからにしようか、、、、

土曜には gallery bauhaus でギャラリートーク。2日ほど暗室で作業したらすぐに戻ってくる。

Shu Koumura 氏とのギャラリートーク、、、、モノクロームのファインプリントを手がける作家に限ったことではないと思うが、、、作品にできる被写体を、どんなものの中から見つけ出すのか?と、いうことに興味がある。

逆に言えば、、、普通、写真家であれば、何を撮るかという、被写体を選ぶことそのものがコンセプトであり、そのモチーフが作家の存在を決定している、、、、とも、言われるが、、、、、、、しかし、ファインプリントを販売する作家にとって、被写体を選ぶコンセプトは、一般的な芸術、そして写真のモチーフの表すコンセプトとは、違った観点を持っている。

何から美を生み出すのか?美は、何に宿っているのか?写真家の視点は、その技法とも強い関連性を持ち、どのようなプリントを手がけるかによって、大きく違ってくる、、、、、、、

自分にとって、最初の被写体は埋立地の泥だった、、、シルバープリントの滑らかな光沢と、強い光の表現力。、、、、それに見合う被写体を探し続けて、現在まで、いろいろなものを撮ってきた、、、、それが、たとえば、バライタ紙の深い黒だったり、非常にきめ細かな質感の表現だったり、、素材を生かしきれる被写体を次々に探し続けなければならない。。。

彼の被写体の捉え方は、とてもユニークだ。大気の空間がまるで液体のように物と溶け合っていたり、、、、それが印画紙の滑らかな諧調に沈んでいく、、、レンズの作り出す輪郭のない世界、、、


10/11 まだ少し明るい。夕方だが飲み始めた。ドラッグストアで買って来たバーボンをソーダで割って飲む。その次は何にしようか、、、

昨日はさっさとプリントをあきらめて、連載用の原稿を書いた。ここのところ、長めに書いて要らないところを削るというスタイルで進めていたが、、、、、ふと思いつき、、、、中途半端に書いて短めで打診し、、、編集サイドから、興味の引き出せそうなところを加筆する、、、と言うスタイルを試している。これだと、余計なことを考えなくてすむわけだが、、、、、、、、書き始めると、話の筋を追ううちに長くなってしまうのも事実、、、私自身が楽しめればよいのだから、、、、と言っても、いつもながら、なんだか判らない話になってしまう。。。。この日記と同じだ。

次の土曜日にドイツから来日中の、Shu Koumura 氏のギャラリートークのゲストを引き受けることになった。自分のトークもまともにこなしているとはいえないので、聞き手とはいえゲストが務まるのか不安だが、先週の打ち合わせでは、写真を販売するコマーシャルギャラリーの現状、そしてファインプリントを販売する写真家の立ち位置や展望みたいなところを話すことになりそうだ。

打ち合わせの時は、自分に勤まるかも判らないので、とりあえず彼の求めているところを、確認するだけで終ってしまったが、、、、ふと考えてみると、、、自分としては、彼に聞きたいことがいろいろとある。。。


10/10朝 昨日のプリントのフラットニングを終えた。やっと一息ついて昨日の残りのコーヒーを飲んでいる。ちょっと湿度が上がってきたので予備乾燥に時間がかかった。

途中で現像液を換えたが、あまり効果はないようだ、、、

だんだん美しいものに近づいている。いわゆるファインプリントに惑わされないことが大事かもしれない、、、、出だしは、、つい、定番のものに近づいてしまうが、、、いろいろ試して美しい部分を見つければ、それが仕上げのスタイルになっていく、、、、

少しカブリ気味の古い紙で集中的に、、、、テストはオリエンタル、、、調子が見えてくると、Agfa111,,,,,,今日は販売用のプリントを仕上げるので続きは来週かな、、、、、、、、、


10/08朝 昨日現像したヌードのチェックを終えた。こんなことに半日もかかっているのかと思うぐらい、絵柄のバリエーションが少ない、何とか一点、、そう思ってスキャンしてみたが諧調の再現しにくい濃度域kでプリントしてみなければなんとも、、、、、、

長く製作を続けているヌードだが、まったく壁が越えられない、、、シルバーの紙に、肌の美しさが宿らない、、光が再現できないのか?それとも、、、、プリントは午後からかな、、、、、、


10/07 晴れているが風が強く、海が荒れている。海鳴りと木々のざわめきで落ち着かない。物が飛ばされないようにベランダを片付けて、暗室の準備を進めたらもう昼だ。。。。珍しく湿度がひくく65%。これからがよい季節。

2週間近いスタジオだったが撮影は5件。珍しく広告もこなし、それ以外は書籍の表紙や、ロンドンフィルのメンバーの取材、モノクロのヌードと、盛りたくさん。。打ち合わせも多かった。

土曜はは横浜のフェスティバルのへ。展示していただいた会場も含めて、暗室のイベントは、かなり本格的。。すばらしい企画だと思う。各作家が、1点ずつと言う展示スタイルが私の好みかな、、、

バウハウスではトークのゲストに呼んでいただくことになった、Shu Koumura さんと、長い時間話をした、、、、トークイベントは17日だが、特に準備は必要なさそうだ。

連載中の新聞社のS氏とも、久しぶりに話した、、、、


10/06朝 ほぼ2週間ぶりに戻ってきた。気持ちのよい風の中洗濯を済ませ、寝袋を干している。


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