2015年03月
作者近況 2015年05月 2015年01月 2014年11月

07/31朝 ほとんど眠らなかったが、スタジオに届いた新聞連載を複写するために朝から準備をしている。。。なぜだろう、、自宅のベッドより、スタジオの寝袋のほうがくつろいでいる。。。それも、意外と、、、こちらに来てすぐのときに、、、どちらも、しばらくいるとなんだか寝苦しくなってくる。変化を求めているのか、、、、、

今月は支払いが多くて、自由が利かない、、、そんなことを考えながら、それでも、次にやることを考える、、そういう風に、昔より前向きな自分を感じたりもする。

連載の写真を選んでいたり、原稿のモチーフを、、、、、、、、

ここまで書いたところで昨夜に続き2匹目のゴキブリが出たので何を考えていたのかすっかり忘れてしまった、、、、、、、、、スタジオでは今年初めて。一匹いると必ずもう一匹、、、、、、、、


07/30朝 あまり眠れない夜だった。晴れているが霧で海が見えない。午後からの撮影の為に朝のバスでスタジオに向かう。

昨日は、久しぶりにプリント作業、テストだが、とりかかると、気になるところが多く、いろいろ試しているうちに、たくさんの紙をつかってしまった。どうせなら、コンデンサーの調整をしてからやればよかった。。。新しいサイズのイーゼルを作って時間もかっかった、、、マットカッターで作るようになっていくらか出来がいいかな、、、そのうちすべて作り直したほうがいいかもしれない。。。

ゆっくりプリントをチェックしたいが、すぐ出かけなければならない、、、月末の支払いでナーバス、、、


07/28朝 昨日も今日も、深い霧に包まれている。目の前の海が見えない。。。すべてのフィルムの現像を終え、データを書き込みチェックしている。

スタジオで撮影したフィルムは23枚、普通にはそんな量ではないと思われるが、暗室の温度は20度。。外との温度差は身体にきつい。。。硬膜処理をしない、すべてアルカリの処理だったから、過剰に神経を使った、、、水温が高すぎる。。。


07/25朝 昨日の疲れで調子はよくないが、何とか午後のバスで帰ろう。土曜の昼だから、千葉に向かう高速バスは渋滞するし、海の季節だから満員だと思うが、昨日撮影済みのフィルムを持って帰ることを考えると、乗換えが少なく、温度の安定しているバスが安全だと思う。

昨日久しぶりに、木製のカメラを使った。10代のころ入手したものだが、今のテヒニカを購入する前は、ずっとこのカメラだった。まだ、高知に住んでいた高校生のころ東京に発注し、翌年の1977年に手元に届いた。。。各所にこだわりがあり、量産型の木製とは明らかに違う。、、、、まあ、それが原因だが、すぐにこの会社はなくなってしまった。

感度25のフィルム設定だから、シングルチューブでは最高出力のジェネを使う、、、それでも16から22くらい、、、シルバーで美しい表現、、、今までにない表現領域を使いたい、、、しかし、カーシュの撮ったオキーフは、シルバープリントなのにすばらしいのだが、、、いや、あれはシルバーだから。。。。そう、輝度差は重要。それを考えながら、壁にトーンカーブを貼って、照明比をコントロールする。スタジオでは自由が利く。

人物の撮影。ヌードだから、あまり長い時間仕事をしないのが通例だが、、、昨日は12時間近く。カメラが軽くなり、いつもより自然な感覚で撮影に望める。フットワークが軽いとモデルも疲れない。。。

カメラについては、スタジオでは使いづらいところもあるが、とにかく軽い。途中から、三脚も学生時代に埋め立て地の撮影に使っていた、ぼろぼろのティルトールに交換したから、当時の機材そのままだ。、、、フォーカスレバーは使いづらい。。ロックとピニオンで両手が必要だ、、、あおりはすぐに感覚が戻ってくる、、このセットはバランスがいいなあ、、、戻って現像しよう。

昔と変わらない仕事、、、いまでも、同じように何かを探している。そして、まったくうまくいかない。10年くらいかかるのか、、、、


07/22朝 午後のバスでスタジオへむかう。最も暑い時間に駅まで歩くのは危険な行為かもしれない、、、昨日の暑さも殺人的で、溶けたアスファルトで道路に穴が開き、車がはまっているのを見かけた。

しかも今日は、スタジオでの撮影の為のフィルムや機材を持参、、、暑さでフィルムが痛まないようにシルバーのクーラーボックスにしよう。コストコの大きなやつ。

久しぶりにスタジオでヌード。人間の肌はプラチナでなければ再現できないと言うジレンマから何とか抜け出そうと何度も試みるが、一枚も仕上げられない、、今回は、カメラとレンズを換えようと思う。初心に帰って、、、カメラを木製にする、、、、、、

そんなことはまったく関係ないと思いながら、、、、、、10代の頃から使っているカメラなら何かが見えるかもしれない、、、静かな期待を込めて。。。あ、冠布も、昔のやつにしよう、、、、、、、


07/20 デジタルネガ用のプリンターをいろいろとチェックしたが、結局修理に出すことにした。

結構高価だと聞くエプソンの修理だから、今までのプリンターは、大体自分で修理したが、もらい物とはいえ、現行機種で使用期間も短いので、今のうちにメンテしておけば、永い間使えるのではないだろうか、、、時間的には大きく予定を変更することになるが、あせらないことも大事。金曜の撮影の準備をしよう。。。


07/19 連載の原稿を書いた。今回は別に難しい話ではないので、作文感覚だが、時間を置いて読み返してから送ることにしよう。壊れていたキーボードが届き、文字を打つのも苦にならないが、言葉と、文字は、別のものだと、以前より強く思うようになった。

自宅に戻り、2日間過ごしたが、自宅用のフォトショップの初期設定や、モニターのカラー設定など、一通りの準備は進んでいる。明日は頂き物のプリンターのプロファイルをチェックする。初めて使う機種だが、ポピュラーなモデルだから、壊れてさえいなければ、情報はいくらでもありそうだ。。。自分の為に、すべての時間を使う。それが大事だと思う。

原稿を書きながら、80年ごろの暗室作業を思い出す。当時はグレードペーパーで、諧調は今よりも豊かだが、コントロールが難しい。印画紙に諧調は転写されているのだが、通常の光線では、高いDmax に埋もれて見えづらいのがもどかしかった。水洗のバットの脇に500Wのアイランプをぶら下げて、強い光を当てながら、すべての諧調が表に出るように何度も焼きなおした、、、、、

当時の印画紙なら。、強い光を当てれば黒の中に更なる黒があり、新しいデティールが見えてくる。、、、さらに、そのプリントに裏から光を当てれば、撮影した時の強い光が、見えるように感じることもあった。

そして、それらの光がすべて同時に見えるように仕上げようとする、、、、今の印画紙は、光にかざしても何も見えないが、、、、全体と細部、コントラストの相対的な感覚??どう見せれば美しいのか、、どうすれば輝いて見えるのか、、、そんな感覚を学んだかもしれない。

今回の連載のイメージは竜串の海岸で撮影したもの、、、E. Weston へのオマージュのようなものだ。、、、そんなものを作るのは古臭いし、超えられないのだから、新しいものを作らないとダメだ、、、そんな事を言う馬鹿な連中がいたが、彼らには、それを求める心のかけらも理解できないのだと思う。

求めて、創り、その中から昇華していく、、、、気がつくと新しくも古くも無いものにめぐり合う。

E,Weston のポピュラーな作品にNo,30 のピーマンがあるが、個人的に、すこしだけポピュラリティーのギミックのようなものを感じる。スピリッツが、直接感じ取れるのは、No,35 かな、、、、どちらも好きだが。


07/17 夜の高速バスで戻った。東京駅発だが、補助席も含めて満席と言うのは初めてだった。しかし、いつものように終点では私一人になってしまう。

作品の複写原稿を7点。久しぶりにたくさん出力した。メンテナンス期限を過ぎてしまったインクジェットプリンターだが、手の込んだ処理を加えるのでなければ、印刷用のサンプルとしては問題を感じない。

現在の反射用のスキャナーがどういう光源なのかは知らないが、複雑な凹凸があり、光の向きで微妙に反応するバライタプリントを一様な光線で読み込めるとは思わない。。。フラットベッドは光沢のある金属や立体ですら読み込めるのだから、近い距離から投射される拡散光なのかな???

ブラックスタジオでシルバープリントにスポットライトを当てると、いろいろな表情が見えてくる。それは、光の向きや集光率、一灯なのか2灯なのか、どのくらいの角度から、、、、そんなことで細かく変化する。

どうしても現れるシャドー部のゼラチンのぎらつき、、、それを出来るだけ少なくし、目立たない位置に来るよう、ライトを移動する。

つまり、大昔に印刷用に開発された、フェロタイプと言う処理は、この凹凸をなくす為に考えられたものだろう。ただ、ゼラチンを圧縮する処理なので、すべての絵柄に最適だったとはいえないかもしれない。今思えば不思議な処理だ。バライタ紙のでこぼこがなくなるわけだから、、、、、

そして、PCで処理してデータを仕上げる。同じ作品を今まで何度もデータ化するが、デジタルカメラのセンサーの進化で、古いデータは使う気にならない。。。今のカメラはソニーだが、、、長く使っていたコダック系から比べるとすばらしく進化している。35ミリのセンサーでそれほど不足を感じない。

つまり、デジタルカメラのデータは、プリントの情報なら十分に再現できる。いつか、フィールドでも使えるようになるのかな、、、


07/14朝 スタジオでの仕事が少し落ち着き、今日は連載用のプリントを複写する。同じ複写でも、新聞を複写するのとはまったく性格の違う光源を使用する。

印画紙も、新聞紙も、素材の違う立体なのだなと、、、、、そう思ってみれば、透過物質についても同じことが言えるわけで、、、ネガも、一律の光源でスキャンしたり、引き伸ばし機の光源が限られていては、その性格をすべて引き出すことはできないと思う。。。今日のプリントも拡大原稿を作るので、難しい作業。。。

新聞連載の原稿を書きながら、気にすること。

専門的な言葉が出てくると、その解説が必要なのか?という問題、、、そのままでは読者にまったく理解できないといわれて、、、、、解説を加えていくと、自分としてはどんどん難しくなり、かえって理解しにくくなっていくような感じ。。。伝えたいことはそこではないのに、余計な説明で、話がそっちに行ってしまう。。。

知識ではなく、感性で伝えるということ、、、、、、、無理でも、すこしづつ、、、、ああ、なるほど、と、思えるところがひとつでもあれば、興味を持った人は受け止めるのではないかと。。。

伝えたいのは知識ではなく、感性、、、、、、、気持ちの中でぐるぐると回っている感覚?


07/12朝 自宅での2日間の作業を終え、昼のバスでスタジオに戻る。時間に追われて力仕事を続けたので、アゴが腫れて物が飲み込めない。筋肉痛と腱鞘炎は覚悟してたが、、、

自宅にDell のワークステーションを2台設置。それぞれフォトショップCCとCS。セッティングはスタジオで済ませた。モニターは、スタジオのお下がり、、、プリンターはもらい物。

デジタルのリマスターネガを試してみる。長い時間かかると思うが、廉価版のプリントを製作すると言うより、、、今まで仕上げられずにいた、ここ30年のネガから、可能性のあるものを仕上げてみたい。だめもとかな、、、、

そう言えば、軍艦島の話を聞く機会が多くなったが、、、いい写真を観たことが無い。本屋で写真集などを見ても、上っ面のセンチメンタリズム、、、美しい写真は、遠くから島を撮ったものや、ドローンのムービー、、、

撮られたくない空間なのかな、、、、そんな事を感じる。私だけかな、、、、、


07/07朝 昨夜電車で戻ったが、午後には車でスタジオに向かう。

今回は、連載用に高知の海岸線などのプリントを持参。これはブラックスタジオ状態で複写してデータ化するので一日仕事だ、、、作業は来週かな。

連載の原稿も8号目になり、やっとプリントスタイルの説明にたどり着いた。。。出版側の意見を聞くために、専門的な下書きの原稿をそのまま送ってみたら、「これでは読者がドン引きだな〜」との、見解だったが、、、、無理して掲載してくれそうだ。。。絵柄は浦安の埋立地。

「日本人は写真を買わない」と、言われているのは、昔のことだと思う。なるほど、、と納得すれば、あっけなく買う人もいる。表現の軸がどこにあるのかを説明するのも必要だと思う。重要なのは技法の種類ではなく、その目的だ。

コンセプトやモチーフ、人の作らないユニークなもの、、、そんな視点だけが、、、芸術を生み出すとは限らない。。。新しいものは古くなる、、、それを最も表している芸術が写真だと思っている。

「ただきれいなだけ、、、」さげすむようにそう話す人は、言葉で物を見ているように感じる。美しさがまったく伝わらない、小さなサムネイルから、引き寄せられて、これが欲しいと、言ってくる人もいる。

雑音だらけのラジオから、かすかに聞こえてくる曲、、、それでも伝わる音楽のように。


07/05朝 長い間、すでに一週間以上スタジオで過ごしている。経済的に、交通費の節約ということもあるし、実際のところ、御宿にいるとくつろいで、、、進められない、もろもろのしごとも、ここに閉じ込められていると、ほかにすることもないので、じわじわと、こなし始める、、、、この週末は集中的に撮影の仕事も多い。今日もこれからスタジオで人物の撮影、、、、、、、

手がつきにくかった仕事とは、2月に壊れてしまったコンピューターの入れ替え。。。

これはXPからWin7への変更やフォトショップのCCへの変更を伴うので、10年ぶりにシステムについて勉強することになる。。。思えば、最初の10年はMac その後はWin ですぐにXPになって10年。。。これからの10年はWin7 で続けられれば、勉強するのも元が取れるかと思う、、、

結果的に5台のマシンを購入した(すべて中古だが)。そして、それらの中身を整理して、2台ずつ、スタジオと暗室に設置予定、残りの1台は部品用のストックとなった。

会期最後になったが、奈良原一高の展示をPGIで見た。美術館のは見そびれたが、値段がついている作品を見るのも、この作家では、初めてなので興味があった。

ぱっと見てどうなのか?今までも、数点規模なら見たことがあったが、コンセプチュアルなシリーズとして、まとまった枚数を見るのは、これがはじめて。

正直物足りない、、、自分にとって、、彼の作品は、立ち落とされた印刷物の中の印象があまりにも強いのだろうか?額に入って美しく仕上げられたプリントは、なにか場違いに感じる、、、写真を始めたころ、最も好きな作家だったから、それなりの思い入れが強いからなのか?

美しすぎるような、、、、美しさが、なんだか邪魔な感じ、、、、購入して部屋に飾れば気持ちも変わるのだろうか?100万近かったりするので無理だが、、、

いつも、印刷物と写真の違い、、、、、なんてことを考えるが、、、印刷も写真であることは間違いない。プリントという言葉が示すように、仕上がりがどうあれ、写真は写真だ。。。。その技法のひとつを印刷と呼んでいる。

重要なのは、その目的、、、額に入れて鑑賞するために最適化された作品、情報芸術として広い世界を流通するための作品、、、、目的に合わせて、作品の性格は、生まれたときにほとんど決まってしまう。。。。。。もちろん、複数の、可能性を秘めたものもある。。。その境目の、ビミョーなところに彼の作品はある。


06/21午後 新聞連載の原稿を書き始めた。ここ数回は、千葉の自宅で書いていたが、今回は戻ることができずに、スタジオで。

千葉では仕上げ作業の部屋の手直しで重労働、その後は、雨の中、作品を持ってギャラリーまで出向いたり、昨日は休日でにぎわう代官山や新宿で、額縁の店を回ったり、、、、、、無理して千葉に戻らず、一日ゆっくりとスタジオで原稿を書いてみようと思う。

足の疲れが取れないから、移動のない一日が必要かな、、、


06/17朝 昨日からの湿気はそのままだが朝から晴れている。暑くなりそうな一日。。。体調を気にしながら、昨日からは力仕事。

昨年から気になっていた、作業部屋の床を張り替えた。防音断熱のクッションフロアが邪魔をして、キャスター付の作業台がまったく動かない。ドライマウントやスキャナーも入っているので200キロほどあるのかな、、、これが動かないと本来の作業スペースが確保できない。。。仕上げの部屋ができて、ずいぶん効率は良くなったが、ここは何とかしたいところ。

開店を待ってホームセンターでコンパネを切ってもらい3畳弱の部分を板張りに、、それ以外はマットでかさ上げして段差を少なくした。床の作業は、すべてのもを移動するので腰に来る。。

今朝は、ひどくなった腱鞘炎に加えて、全身筋肉痛。

そして、今日は、押入れだったところのストックスペースに棚を取り付ける。これも、すべてのものを移動するので、一日中力仕事、、、


06/15朝 昨日都内より、車で帰宅。ギャラリーへの追加作品の納品を終え、忘れがちだったいくつかの買物もやっと済ませる。殺虫剤や防虫剤、破れて羽が出て困っていた枕など。

展示を終えた油断からか、すっかり体調をくずしていたが、よく眠り、すこしは良くなった。穏やかな海。天気がよいのは今日までかな。


06/08朝 洗濯を済ませて、連載の原稿を書き始める。今日中に仕上げなければならないので、だらだらしているわけにも行かない、、、

昨夜、満席のバスで戻った。予約できないバスなので、危うく乗りそびれるところだった。プリントケースも持って帰り、追加販売分を仕上げたら、すぐに戻る予定


06/06  2ヶ月近かった展覧会を終了した。

プリントセールスは最終日にかなりの数を加え、自分の中の目標を越えた。これはすばらしいことだと思う。。。

長い会期だから、「終わった」という、達成感を感じそうだが、今回は、そういう気持ちはなく、すべてはまだ、続いているという感覚、、、それよりも、、、ずっと会場でセールスを続けたことで、、、、購入する人の立場で物を見るようになった。

展覧会を開いて作品を販売すること、、、、、それよりも、、、、、誰かの作品を、購入することのほうが、、、おそらく、大きなイベントなのだと思う。

購入する人の気持ちのハードル、、、購入する人の努力、(決して大げさではなく)、、、軽いものではない、分岐点。


06/04 ここ数日の疲れで早く寝るつもりだったが、いくつか、考えることがあり、結局朝が近い、、、

展覧会は、残すところあと2日。販売目標にはあと6点届いていない。売らなければならないのだが、予算目標があって売りつけるというものでもないので、、、この人に買ってもらいたい、、そう思う人にはセールスをするが、来客が多いと、その振り分けがうまくいかず、ゆっくり見てもらいたい人が、人ごみにまぎれて帰ってしまったりする。。。話さなければならないことはあるのだが、会期終了が迫った、販売展示の厳しい状況を感じる、、、、、

今日は、別件で、大手の出版社の写真集の編集者にお会いした。写真集の業界は、ある意味、大手はフットワークが悪いと敬遠される時代。。。ZINEで製作された写真集が、素材として魅力的でも、企業としては動けないもどかしさを、話の中から感じる。

クラウドファウンディングで作家が製作した北海道の写真集を見せてもらった。。。。編集を研ぎ澄ませば、出版する価値は十分あると思うが、、、、

それはともかく、写真を見る。。。。すべての写真がよくできている。。。ある意味、写真コンテストなら、1ページごとにそれぞれ受賞暦があってもよさそうな写真、、、、、

写真集は、そういうもの、それで十分なのかもしれないが、、、写真の価値がそこでとまっている感じがする。

写真の難しさが、そこにあるのだと思う、、、写真であることを超えて、芸術であること、、、いったい何を越えなければならないのだろう?


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