2016年01月 2015年11月
作者近況 2016年05月 2016年03月

07/26朝 もう昼が近いが、朝早くから仕事でやっと一息、、、連載用の画像データを10点ほど仕上げて、朝一で郵便局から発送。。。かなり細密に調整したデジタルプリントをサンプルにつけるので、昨日一日では終わらず、今日までずれ込んだ。。調子の悪かったプリンターが今回なぜかすんなり動いてくれたのがうれしい。

リモデルしたスタジオだが、特に撮影の以来が増えることもなく(当たりまえだが)、、、飲食店ならそろそろ危機感を抱く頃、、、客の少ない時期、メニューの研究に精を出すように、、、自分の撮影に労力を浪費?したり、チラシを作るように、、、新しいFB のWeb サイトを作ってみたり、、、、隙間の時間もこまめに動き回っている。。。

ポートレートスタジオとして、表立って営業できないのは、、、感覚的な問題で、、、いわゆる営業写真館的なものとは別だから、、、、その区分けは非常に微妙なものだが、、、、

ふと思うのは、、、、被写体が、お客さんとぴうのが、、妙に抵抗がある。。。撮られる側から、、、こう撮ってくれという場合、、、私の仕事では、、、あまり良い結果は生まれない。。。今までの仕事の流れからすれば、、、いくらかの目的を持って、ある種のプロモーションに近づけていく、、、そういう、、客観的な目線、コマーシャル的な目線が、自分の仕事には、、、、向いている。。。

アーティストであれば、、、事務所の人やマネージャー、、、あるいはCDのジャケットを担当するグラフィック、、、そういう人間と話しているとイメージが沸いてくる。。。見ず知らずの人に会って、、、いきなりこういう風に撮ってくれといわれるのは、、、苦手かもしれない、、、

午後からは、銀座で取材だが、、、それが終われば仕事が途切れそうだ。。。データを処理したら千葉に戻ろう。

LAに発注した印画紙が届いたという連絡。。。。今回は早かった。。。涼しいうちに、、そう思っていたがすっかり夏だ。。早く受け取らないと悪くなってしまう、、、


07/25朝 やはり、過労だったのか、、、、昨日休んだら熱が下がってずいぶん楽になった。。。回復したといっても、元がそれほど元気ではなかったから、まあこんなものか、、、、といった感じだろう。

昨日は休んだといっても、仕事をしないだけで、、、結構動き回っていたかもしれない。。できるだけ横になろうとしていても、台所に行けば散らかっているのが気になって掃除を始めたり、ちょっとだけ、、、と思いながら掃除機をかけてみたり、、、、、冷蔵庫を動かして、壁の裏を掃除したのはちょっとやりすぎだったか、、、新品のアルミホイルが2本も出てきた、、、、夕食も、珍しくしっかりしたものを作ってゆっくり食べた。。

小学校低学年の頃、ちょっと熱が出ても欠席させられたので、家で過ごすことが多かった。。。普段は見させてもらえないテレビを、昼間に見ることができるのが楽しみだったが、子供向けの番組をやっている時間ではない、、、、、、新日本紀行や外国の古いモノクロ映画をよく見た。。。。戦争の映画も多く、西部劇の英雄物もやっていたが、、、、南北戦争だろうか??あるいは第一次大戦?敗戦の色が濃い駐屯地の脱走兵を描いたものを覚えている。。。。。

とても印象的な話で、、、、部隊の戦況が行き詰まり、脱走するものがあとを絶たない、、、将校が集まって部隊を引き締めるために、脱走兵を公開処刑してはどうかという話になる。。。しかし、ただでさえ人員が不足している部隊が兵力を一人であっても失うのは問題がある、、、そこで、最も役に立たない、足手まといの人間を脱走兵にでっち上げようという話になる。。。

嘘の証言で脱走兵にさせられる兵士、、証言する戦友、、、反対の意見を言う将校、、、そんなやり取りと、淡々と行われる処刑シーン、、、そして何も知らない周りの兵士の反応、、、、子供の頃に見た映画だから、記憶はあいまいだが、、、、、

こどもだから、、、といわれるが、、その当時、、これは学校とおんなじだと思った。。。

希望とは?


07/24朝 4日ほど続いているスタジオでの仕事が結構ハードで、昨日ついにダウンしてしまった、、、朝からの撮影が終わった午後には、薬を飲んでも熱が下がらなくなり、痛み止めを飲んでも体が動かない、、、横になって、熱を測っても9度から下がらない、、、意識も、ずっと朦朧としている、、、今日が休みだと思うと、倒れてしまうのが、、自分のパターン、、、

長い夜が終わって、薬が効くようになったのか、、、、、、今はすっきりしているが、、、昨日のようにまた一気に動けなくなるのだろうか、、、歩けるようになって、ベランダに、汗だくの寝袋を干しているが、、今日は洗濯は無理かな。。。

確かにハードな仕事が続いた、、夜からのアーティストの撮影を終え、朝には、タレントの撮影で新幹線で浜松、、、昼には戻って画像処理、、、翌日は朝から洗濯して10時から撮影、、、、過労と夏かぜ、、、、もし医者に行っても、そういわれて薬が出るだけかな、、、それにしても、今は熱が下がって、久しぶりにすっきりしている。。。

よく、「、一人でいると病気して体が動かないときとか、大変でしょう」 とか言われるが、、、確かに、食料や薬を買いにいけなかったり、物理的に困ることはあるが、精神的には、一人のほうが楽だと思う、、、、

それは、極度に心配性だった私の母親が、病気になるたびに大騒ぎして、何でこんなに心配をかけるのか?なぜ、この子だけが体が弱いのか?懇願するような怖い顔で病気の私を苦しめ続けたからだと思うが、、、、、それならばと思って、死のうとしたことが何度かあるが、、、それとて、熱で発狂して頭までおかしくなったと、大騒ぎ、、、誰だか知らない死んだ人の名前を叫んでこの子もXXのように死んでしまう、、、そう言われても迷惑だとしか思えない。。。ある種の育児ノイローゼだが、、、、こどもから見れば、致命的だ。心配など、100害あって一利なし、、、、、いまだに、病気になると,、恐ろしい形相の母親の幻影に悩まされる、、、、

病気のときくらい、、、他の人に気を使わずにすごしたい、、、犬飼ってたらどうかな?(散歩に行けとひきづられそうだが)猫は良いかな?(顔とかなめてくれそうだし、、、) 安らぎを求める感覚はあるのだけれど、、、


07/17朝 予報に反して晴れているが、、、、、早朝かから洗濯を済ませて暗室の準備中。昨日は印画紙との相性があわなくて苦労したが、、無理なものは無理、、、新しい紙を注文した、、、LA のFreestyle だが、いつ届くのだろう、、早い時もあれば一月近くかかる時もある、、、いつもながら、、、注文する時は、急に思い立つので、後かえら考えると、、、忘れたものがあったり、送料の組み方があまかったり、、、、、今回は100ドルくらいだから良いが、、、高い時は送料が300ドルを超える、、、、この1000ドル、、、元が取れるのか、、、

今日は2種類の新しい現像液を用意して集中的に作業する、、、一点でも多く、、、、そう思うが、、今年発表できるのは4〜5点か、、、、ヌードを加えたいと思い紙を注文したが、、、、、


07/16朝 千葉に戻って二日目。昨日はフィルム現像、10枚だから楽だったが、、、これからプリントだ。

撮影は3日間で現像に3日間。。。昨日処理したフィルムに、やっと良い感じのイメージがある、、、これは11日に撮影したもの、従来のライティングに戻し、素直にスタジオの床を生かして撮ってみた。。。

今日伸ばしてみないとわからないが、、、、期待も。。。

最近気になっていた、フィルムの下の部分にある5ミリほどの引っかいたような傷、、、やっと原因がわかった。。。前欲処理用のポラロイドのタンクに、エスターベースのフィルムが暴れないように、小さなツバをつけてあった。。。それが前欲のシェイクで暴れて,フィルムを傷つけていた。。。前欲のタンクは5個あるのでどれか固有のものかもしれないが、すべてのタンからツバを撤去、、、、、、、常に試行錯誤で、多くのトラブルを乗り越えていく。。。このツバをつけたときも、、、やっと問題を解決したと思ったが、、、、今度はそれが原因だ、、、、


07/13朝 中古で購入した三脚が届いた。

例によって貧乏性だから安いものを二つ、、、、一つは雲台を使用し、ひとつは脚部のみ使用する。。。余った部品を転売すれば少しは安く上がるかと思うが、、、それにしても久しぶりに大きな買い物だった、、、

三脚について調べてみると、一昔前とは事情がまったく違っている。。。以前は、高級で価格の高いものはしっかりしたプロ用だったが、、、現在は、、高価なものは、ハイエンドなアマチュア用だ、、、、、これは、アドアマ用の100万円くらいの、デジカメにもいえるかな、、、

つまり、以前は少々使いにくくても、プロ用だから、、、熟練したプロが使用することを前提に、しっかりと作られていた、、、、現在の高級品は、アマチュアのニーズにこたえるように、、、使用感や使いやすさ、、、何よりも、、、高齢のアマチュアや、、、週末にしかカメラを使わない人たちが相手だから、、、慣れなくてもすぐに使える、、、とにかく至れり尽くせりなもの、、、使ってないときにも、、眺めて楽しめるように作られている、、、、そして非常に高価だ。。。。!!

以前、、日本のメーカーは、、、価格が高いと売れないので、安物ばかり作っていた、、、、現在は、、日本製にネガティブな刷り込みのないアマチュア向けに、、、とにかく高級品ばかり作っている。。。もちろん、、、、品質も問題ないだろう、、、、技術力は昔からあったわけで、、、プロが使わないから、安物を作らざるを得なかった。。。

三脚はとても重要な機材で、、、この薀蓄は、プロのカメラマンなら、人それぞれ、、、「毎日使う」ために、、、、機材に、自分を慣らしていくことがあたりまえだった。

現在、、アマチュア向けの写真教室で、、「ぼろい三脚を体で補って使え」 と、教えたら、メーカーからの協賛は得られない、、、、「カメラより大切な機材が三脚です、、いい物を買いましょう」と教えられれば、、、至れり尽くせりに、高性能高価格、軽量で扱いやすいものを進めれば、、、、、悪い話ではないから10万円くらいなら、、、そこそこ売れるのだろう。

今回購入した三脚はカメラメーカーのマミヤのもの、、、以前派遣されていたスタジオで、ジッツオよりも人気だったのがこの三脚だ、、、、ミドルクラスのジッツオは、開脚角度が他の足より狭く、重心が高いカメラには使いにくかった、、、カーボン脚が出始めた頃、、、最上位機種のマミヤが導入され、、、、足のバランスは悪くない、重量もそこそこで軽い割りに、ハイトが伸びるのが特徴だった。

もちろん、、、回転式の脚の締め付けはお粗末だが、、、、そのあたりは、、慣れだろう。。。スタジオならねじ込みで、、、フィールドならレバーというのが、、、私の好みだ。。。冬場は手袋で使用するし、、、逆にスタジオでレバーだと爪や指を怪我してしまうし、シンクロケーブルが引っかかっていらいらする(現在もシンクロケーブルを使っている、、、)

自分で買ってみてどうなのか???不人気で、価格が安いことを除けば、、、、現代の、、アマチュア向けの高級品のほうが、、、締りが良くて使いやすいだろうと思う、、、、2メートルのハイトでこの値段は、他にはあるまい。。。。

ハイトといえば、フィールドで絶対的条件といえるが、、、、最低限、、、一本の足が長ければ十分助かる、、、、それは傾斜地や岩場で、一脚だけ前に出すと、いっきに高さがなくなるからで、、、、、、、、、、貧乏だった学生の頃、、不燃ごみで拾った物干し竿を切断し、、途中に詰め物をしたポールを持参していた。。。

これ一本に、前足を差し込むだけで、、ずいぶんとカメラが前に出る。。。海や崖に落として回収不能になることが多いが、元はただだから、、、、

4X5なら、OKだが、、、8X10 だと、、ホルダーを入れるときにかなり厳しい、、、、今年の冬はそれで行こうかな、、、


07/11朝 昨日、千葉を出る頃から、くしゃみがとまらない、、、満席の高速バスでは、さすがに迷惑だったと思う、、、

アレルギーかと思ったが、、、おそらく鼻かぜ、、一晩寝ても不調なので、風邪薬を飲んで休んでいる、、、午後からは撮影だが、、薬が効けば大丈夫だろう、、、連載用の画像も、撮影してデータ化しなければならない、、、むしろこちらのほうが大変だ、、、、それは明日かな。

選挙が終わり、いろいろと考えることが渦巻いているが、、、、、人類のベクトルだから、、、仕方がないと考えている、、、戦争しないことを戦争で手に入れることは無理だろう、、、、、、悟りの中で生きることが無理ならば、、、せめて、、芸術だけは自由に。。。そう思って、新しいものを作ろう。

スタジオでフィルムを使用する機会が増えた、、、、増えたというか、、、機会あるごとに撮影し、、、機会を作ることが大事だと思うようになった、、、

機材では、いろいろと問題が出てきた。。。。。まずは三脚、、、今まで使用していたものは、、、最大サイズのジッツオが2本、、、10キロの重量があるから、アシスタントを使わなくなった現在は、、、セッティングに時間がかかって体力的にも限界、、、、軽量のものを使うが、、、、現在の、デジタル用では、あまりにも頼りない、、、、、もちろん、千葉には、フィールド用の程よい三脚があるのだが(これも、裕福なアマチュアが使っているものから比べればガラクタだが、)移動のたびに持参するには荷物が多すぎる、、、レンズやホルダーを毎回移動しているわけだし、、、

たまにはカメラ店で中古でも探してみるか、、、、カメラ店というのがあまり好きではない、、、それも困ったものだが。。。


07/09 すべてのフィルムの現像を終え、すべてチェックした。。。早朝から作業して少し時間を作ったので、朝市でカツオを買い、タタキにしてから再び作業、、、連載用の画像に、30年前のプリントを整理した。。。。。。明日はスタジオに戻るのだが、、、少しだけ地元の幸を味わった。

30年前のプリントをすべてチェックしようと思ったきっかけだが、、、、先日、大阪のピクチャーフォトに預けてあったプリントが30年ぶりに手元に帰ってきた、、、

これは、代表だった相野さんが亡くなられたことで、残務整理の弁護士事務所や、直接連絡をいただいた写真家の大坂寛さん末積佐英子さんのご尽力に感謝するところだが、、、30年の歳月が経ったプリントはあまりにも完璧で、自分の保存しているものもチェックしておくべきだと思った、、、

そして、、、次号の新聞連載用に、30年前のプリントから画像データを製作するために、何点かをスタジオに持参する。。。

それ以外に久しぶりに目を通したもの、、、1988年の個展用のカラープリント、、、そしてカラーネガのコンタクトや、、8X10 のポラロイドなど、、、

展覧会に使用したのCBのセルフプリントは、なぜだか古臭く見える、、、マットのグレーのせいなのか???スタジオにある印刷物や、Web で見るほうがすっきりした印象。。。

意外と新鮮なのが、8X10 のポラロイド、、そして、カラーネガのコンタクトプリント、、、

一瞬凍りついたのは、、、、20歳の頃の8X10のセルフポートレイトが出てきた、、、、、生きているように生々しい。。。今の私の中に、彼はまだ生きている、、、、、

8X10に取り憑かれる人の気持ちが、少しだけわかる気がする、、、心霊的なような、霊力がある、、、私は、それをレンズの口径によるものだと言い切って、その世界から足を洗ったが、、、、、生もののような不思議な感覚。。。特に、、、ポラ、、、


07/08朝 昨日処理したフィルムの整理やチェックを終え、これから朝食だ。肩からあごが痛く、食べれるのはうどんくらい、、、

ヌードのフィルム現像に取り掛かったが、それ以外に、先日入手したXray フィルムをベランダで撮影し、現像テストした。30センチのパノラマだから、4X5を3枚切り出して少し余裕がある。

30年以上期限の切れた、しかも、パッケージが水没しているX線フィルム、、、、、キャリブレーションの手がかりがないので、さしあたり、ベランダの風景を実写、、、、ヌードと同じくパイロで処理してみた。

気になっていたF+Bは1.3、、、、1.0以下なら嬉しかったが、、、、何より、、使用できないムラ状の汚染や、乳剤の張り付き当は少ないと思う、、、傷は、、、カットの時についたものかな、、、カブリはフィルムの周辺、パッケージに近い部分がやや多く、、、、自然界のX線でフィルムがかぶると言うのはどのぐらいの量なのだろう、、、??

ハロゲン化銀のような不安定な物質だから、、、それ以外の要素であっという間にかぶってしまいそうだが、、、

そして、この 1.3、と言うベース濃度、、、、非常に微妙で,、、今のところ、希望的に、、、、これは使える!、、、と考えている。。。カメラは製作する、、、12X6 インチ、、、

F+B はともかく、、、、気になるDmax 、、、、今のところ1.6 つまり、、0.3の濃度域に諧調を納めて、プリントしなければならない、、、いまどきそんな紙はあるのかな、、さらに露光量を上げればDmax は、上がるのか??コントラストの高い現像液は使いたくない、、、

ハレーション防止層の無いフィルム、、、そして、透過型の両面乳剤、、、、おそらくオルソ、、、、多い銀の量を反映して、、、すばらしく粒子は荒れている、、、乳剤上で拡散するのか、コントラストの低い遠景は、非常にあまく感じる、、、、

直接撮影のフィルムは、両面乳剤、、、調べる限り、裏表はない、、、直接露光された面が感光量が多いのか、かすかに反射で映像が見える、、、あるいは、、、通常光だから、裏にはあまり透過しないのか、、、それにしてはにじみがある、、、、

このフィルムを入手したことも、何かの縁で、、、この可能性を長い時間を掛けて試すべきだと思っている、、テクニカルパンとの出合いも、ある意味偶然だった、、、まったく別の素材だが。。。。。。。

昨日は10枚の処理だったが、猛暑のベランダでの撮影、、、20度の暗室との行き来は、あまりにも過酷、、、寒さで身体を壊したようだが、、、今日は現像のみだから、厚着で何とかこなそう、、、肩に張る、ホカロンがあったかな。

体調が悪くなると、先を急ぐのは、なぜだろう、、


07/07 フィルム現像の準備をしながらこの日記を書いている。。アルカリの飽和溶液が結晶気味なので温度を上げてスターラーに掛けている、、、30年以上期限の切れたX線フィルムも撮影テストをするので、4x5インチにカット、、、、今日はこれで終わってしまいそうだが、、、

昨日も、時間を区切って予定を立てた、、、、、、高速バスで千葉に戻り、一ヶ月ぶりに車を動かして床屋に行く、、、そして、、、思いつきでガソリンスタンドの洗車機に入れて,その後は一通りの点検、、、このあたりまでは順調だった、、、、たまに動かして愛情を注がなければ、、、そう思いつつ、洗車機では取れない、鳥の糞や樹液もふき取った、、、北海道から戻って初めての洗車だったが、、、、、、、出ようとするとボンネットが締まらない、、、、、、、

古い車、、、、そして海沿いの駐車場、、ボンネットのオープンワイヤーが切る事は十分に予想している。。。そして、それが、結構おおごとで、、、フロントグリルや、ボンネットを壊して修理した話は、よく聞いている、、、、、、だから、、、ワイヤーにはたっぷりとグリスをかけて、キャッチの金具も点検している、、、、だが、、、すんなり開けたボンネットのワイヤーは手ごたえがなくて、、、、、、切れてはいないが、、、締まらない、、、、

もしワイヤーやキャッチに異常があれば,,,無理に閉めたら,開かなくなる、、、

そいう事態の為に、、、、ボンネットを貼り付ける強力なガムテープを常備しているが、、、ディーラーでの修理はかなりの出費が予想される、、、

幸い洗車場は明るくて、ウエスなども常備、、、とにかく分解して状況を把握することにした。。。(自宅の駐車場は暗がりだし、わずかな作業でも10箇所以上蚊にさされてしまう。。。)

しかし、、ラジエターやエアコンのパイプが邪魔してボックスレンチが入らない、、、古い車ゆえ無理をすると他のところが壊れてしまう、、、やむなく隣のホームセンターへ移動、、、最も安価なスパナのセットを700円で購入、、、、、、フロントグリルを外してボンネットキャッチとワイヤー一式を取り外す。。。この段階でも、劣化したプラスティックピンが割れたり、さび付いたナットがなかなか緩まないなど、一筋縄ではいかなかったが、、、

そして、確認してみると、キャッチの金具に問題がある、、、ワイヤーは切れていない、、、

錆びてはいないが、、グリスとともに付着したもろもろのゴミで過剰に引っ張られた時に固着してしまったようだ、、、、清掃して新しいグリスをかけたらすんなり動くようになった。。。そして、、、再び取り付けてグリルを元に戻す、、、、、、今のところ快調だ。。。このワイヤー、、いつかは切れるのだろうか、、

サイドブレーキ、、、電動スライドドア、、、、その他のワイヤーはすべて一度は切れている、、、

思いつきで愛情を注ぐと、必ず、新しいトラブルで、、もっと面倒を見るように訴えかけてくる、、、、、まあ、、、北海道の原野で壊れなくて良かったと考えよう、、、今まで我慢してくれたと、、、


07/06朝 昨日、夕方のバスで千葉に戻るべく、朝から画像処理やもろもろの仕事をこなし、、、午後からは撮影、、すべてを計画的に進めた一日だったが、、、現像するフィルムなど、重たい荷物を持って駅に到着したときに、、バスの回数券がないことに気がついた。。。

それだけなら、、現金で乗ればよいわけで、、、銀行でお金を下ろそうと思ったが、カードがない、、、そして携帯電話までも、忘れていることに気づいて帰宅をあきらめることに、、、、長い時間をかけて現像するフィルムや仕事のバックアップファイル、その他もろもろを用意したのに、、、普通に必要なもの、気が回らなかったようだ、、、、1ヶ月ぶりだから、、、というのもおかしいか、、、

そして、今日こそは、昼のバスに乗るべく、準備を進めている。。。フィルムを現像することが目的だが、連載用の作品や、税金関連、選挙を終わらせて週明けの撮影には戻らなければならない、、、

スタジオで音楽がかけられるようになり、2ヶ月ほど前から、ラデク・バボラークのホルンを聴いている。バッハの無伴奏チェロ組曲だが、彼の演奏を知るまでは、ホルンのソロなどCDを買ったことはない。。。そもそも、CDを買ったのはここ10年でその一枚だと思うが、、、、

そういう気持ちが引き寄せたのか、、、先日バボラークの撮影依頼があり、狭い楽屋でなんとか撮ったが、ドイツ語はまったく解らない、、、、日ごろ、、、英語がわからなくてもコミニュケーションはとれる、、、と、思っているのだが、、、、英語だと、解らないなりに理解してるのだろうか、、、

この1ヶ月はアーティストの撮影も多かった、トランペットのナカリャコフは良い絵が撮れた、、

戻ったらヌードの現像だ。昼のバスに乗ろう。


06/30 たまっていた画像処理で一日中デスクワーク。これで少し追いついたかな、、、

連載の原稿は、今回はすんなり、、、北海道の景勝地の絵柄だから、解説に半分使えば話は簡単だ、、、、作者の側にある問題としての、特殊な空間の受け止め方、、、見るものとのギャップ、、、、、ある意味、これはモチーフを変えて2号続いたことになる、、、次回はどうだろう、、、読者が喜ぶような面白い文章はかけないのだから、、、自分にしか書けないものを書きたいのだが、、、、ある意味、それもかけていない。。。

何を撮影する、というテーマ、、、、アマチュアであればそこが入り口だが、、、桜、新緑、ホタル、花火、、、という風にカレンダーや雑誌のようなテーマとは、無縁に写真をやっているわけで、、、、景勝地で撮影することはかえってハードルが高い、、、そういう問題については、おそらく書くことはできないと思う。。。私の文才の問題かな、、、、、、、??

スタジオでのフィルムの現像、、、、、近いうちに何とかしたいのだが、道具をそろえ始めたものの、すでに室温は30度近く、温度管理で新しいアイデアが必要かも、、、少し弱気になって、先日撮影したヌードのフィルムや、週末に撮影する分は、、来週自宅で現像することになりそうだ。。。

ずいぶん昔、練馬に住んでいた頃は断熱材のトレーで作業スペースを囲って、氷を使って温度を下げたが、、、最近の処理時間の長さでは、安定した結果は得られない、、、夏の3ヶ月間は、無理に手を出さないほうが良いのだろうか、、、、とはいえ、温度計と暗室時計をオークションで入手。。。。


06/23朝 昨日は午後からの撮影だったが、午前中はライトのテストで一日中ハードワーク。。。リニューアル以来、初めてフィルムで撮影。、、ふと気づいたのは、床が木製になって軽い三脚だと滑って安定が悪い。大型のカメラを、軽量三脚で使うのがマイブームで(体力が落ちたからだが、、、)油断しているとホルダー装着時に動いてやり直しだ、、、

そして、光学式のスポットで直射日光のパターンを出しているが、これだけはデジタルとフィルムのシュミレーションをリンクできない、、、、そのあたりのノウハウを蓄積することが昨日の課題で、先週からテストを繰り返したが、、、昨日やっとモデルが入ってヌードのテスト。。。。モデリングとのずれをデジタルでチェック。。。照明比はストロボ用のスポットで測る、、、自然光を超えたライトを作りたいが、、、合わせたいトーンカーブに届くには、、、、、今のところF8 2/3 が限界、、、、課題が多すぎる、、、

使用したフィルムはアクロスのみで24枚。これを、来週、ここで現像したいが、、、そのための設備はこれから用意しなければならない。、、、やめたほうが良いのか、、、


06/21午後 激しい雨で朝はテンションが低く、やっと仕事に取り掛かる、といっても、昼食の合間に日記を書いてみたり、、、、今週の仕事は4本。。。明日は、初めてフィルムを使う、、、、、、

スタジオで過ごす時間が長くなり、、、さらにいろいろ手直しをしている。。。。ユニットバスでフィルムの現像ができるように浴槽のふたを作らなければならない。それを机にして、、、、海外で暮らしていると思えば、、、それも当たり前。

必要なもののリストを作ってみるが、、新たに購入しなければならないものもある。まず、暗室時計、、、そして精密温度計、、前浴のタンクと水洗のタンク。

パイロ系のみに絞って、薬品のストックは5種類かな、、、、ピペットやトレーは、自宅の予備がある。。。濃度計も一台持ってくる。X Rite でも良いが、ストイックにコニカ。。。コニカで十分。。。。。。。。コニカといえばレントゲン、そして、、、

昨夜、オークションで古いXray のフィルムを落札した、、、、、ちょっと気になっていて、、以前から使ってみたかった。。もちろん、工業用でなく、歯科医用。。。。X線こそ、かぶりの原因だから、、、、30年前のフィルムがかぶってないわけはないが、、、、ただ同然の安いフィルム,,、、、と、言うだけで、、、、試さずにはいられない、、、、貧乏写真家の性。。。。しかも。以前から興味のあったパノラマだ。

スタジオには10点ほどの作品を額に入れて展示してあるが、、、ここで見るほうが見栄えがいいように感じる、、、、千葉のドライワークの部屋にも、いずれは作品をかけるが、工房の中の未完成の作品という感じがしてし私自身の受け止めかたの違いを感じる、、、、ここで見ていると完成された、、、まさに、、、アーカイブ。。

圧迫感を感じるときもある、、、しかし、、、もう一度見ると、すっと癒される。


06/20午後 かすかにスケジュールに余裕があり、いちどは千葉に戻ろうかと思ったが、、、週後半の撮影に備えて、結局居残ることにした。足が取れたストロボのジェネの修理とか、、、やることはたくさん。。。風呂場で、シートフィルムの現像することにしたのだが、その台や道具をそろえなければならないし、、、

昨日は一日中オークションの出品準備。。。「断捨離」と、言う人もいるが、、、それは裕福な人の言葉だから、、、さしずめ、戦後のタケノコ生活といったほうがしっくりくる(わかる人は少ないかも)。。生活や次の仕事のために、売れるものなら何でも売る、、、暗室タイマーがほしいが、、、そのためには写真集を売る、、、そんな感じで。。たくさんのものをオークションへ。。。。

ただ、オークションは、出品となると、、とてもストレスになる、、、、結構売ったが、、、いつも始めるときは、憂鬱だ。。。それは環境の違う世界には、まったく感覚の違う人間がいるから表現を考えなければならないということだが、、、ある意味、、、日本であれば、、ある程度、人間は同じ感性で動くので、ツボをわきまえれば楽かもしれない。、、、、海外だとそうは行かない、、、、良くも悪くも、、、それが日本だ。


06/19朝 ずっと体調が悪く、ここ数日は掃除機もかけてなかった、、痛み止めや風邪薬を飲みながらだが、昨日は普通の生活を送った。顎の腫れを気にして食事には消極的だが、今朝になってみると食べるのが苦痛、、、というほどではなくなった。。。

先日アメ横で買ったスパイス、、、昨日カレーが完成し、夜に試食。。。食べられなくはない。。いや、久しぶりだから、十分おいしいと思った。。。。カレーに限らず、仕事で接したことがあるものは、その、奥の深さを知っている、、、欠点から見えてしまうが、、、、、、体が求めていたのか十分おいしい。

インド料理を学ぶ機会がなかったのは残念だ。。。体調が弱ってくると辛いものが食べたくなるが、、、おそらく、もっと弱ると食べられない、、、、もっと弱らないために、、、カレーを。

思ったほど辛くなかった・味見をしているときは汗が噴出すが、1日置いてスープが落ち着くと、痛いという感覚はなくなってくる、、、もう少し辛くても良いかな、、、カレー粉が4に対して、ガラムマサラ、ターメリック、チリパウダーがそれぞれ1の割合、、、その他はカレーリーフ、 クミン、ローリエ、、、、ここ数年はカスリメティ?とか言うリーフを少量入れるのがマイブームだが、素人の調合だから、、、最終的に、どれがどの味を構成しているのかがわからない、、、、、、、チャツネの代わりに、梅酒の梅をすりつぶして入れたのは、なかなかのアイデア!

味覚は体の欲求とリンクするから、まったくの味音痴、というものは存在しにくいと思うが、、、、食に興味があるかないかは、はっきり分かれるところ。。。料理好きの人から見ると、作った料理が、食べられる、食べられない、、、の2つにしか分類されない人間とはうまくいかない。。。それとは逆に、家の料理がどうにもしっくりこないので、他で食べたものの話をしたり、連れて行ったりすると、その人に食べさせてもらいなさいという話になったり、、、、理解できない者と融合することのストレスは、、、、すべてに付きまとっている。。。

感覚の敏感の度合、、、、、どちらがマイナリティなのか?という疑問がわいてくるが、、、、それは地域や環境でまったく逆転する、、、いくつかの環境を渡り歩いた人は、そのあたりに理解があり寛容だ。

一昔前は、「音痴」と差別てきに教育現場でも言われていたが、今は、「調子はずれの人、、、、」と、言い換えてみたりしている。。。それは大脳の先天的な障害に由来するからで、、、、、、、、逆に、極度に敏感な音感を持つ人間も、ある種の障害を持っているという話になる。。。。。音楽に理解のない田舎町ではマイナリティでも、音大に進み、音楽の町に住めば、まったく逆の環境を手に入れられる。。。。


06/17 昨日は原稿のストレスで、散歩に出たが、、、その後はギャラリーで長い時間を過ごした。。。さらに思いつきで、アメ横に向かって、スパイスを買って帰ってきた。。。2000円ほどの出費に無駄遣いとの声が聞こえただが、、、「カレーが食べたい」と、ずっと思っていたから仕方がないか、、、、、、雨にぬれ、風邪をひいたのか調子が悪く、朝から痛み止めをを飲んでいる。

珍しく人と話をする一日だったが、、、写真の大学では何を教えているのか?と、言う疑問を持ち始めた、、、数人は教授の友人もいるのだが、大学で写真について学ぶことなどあるのだろうか????私自身何を学んだかと聞かれると、返事に困るが、、、、もし答えるならば、「組織から学ぶものはない」ということぐらいか、、、、他の世界への入り口を見つけるための手段ではあるが、必要な知識や感覚は自分で学ばなければならない。。。。人との出会いこそ、貴重な経験だった。

ほとんどの友人は美大の出身で、写真家と親しくなったのは最近かもしれない。。。スパイスを買って歩きながら美大の受験でティッシュの箱が出た話を思い出した、、、、デッサンは、それぞれの志望校に適した予備校で学ぶことが多い、、、、今ではデッサンの定番であるティッシュの箱だが、、、当時はそれ自体あまり普及していない、、、、、そして、、そのティッシュがクリーネックスだったこと。。。。これにショックを受けた受験生は多く、そんな話になると、、、、昔を思い出して、さまざまな仕事の人間がその話で盛り上がる。。。

私自身、スタジオアシスタントをしながら物撮りを練習していた頃、ほんとに難しい被写体だと感じた。立体を把握することの難しさ、、、、直線のモチーフを極めた人間が、、、クリーネックスのデザインの曲線にとらわれて先に進めない、、、空間を把握することはさらに複合的で難しい、、、

私は美術の学校を受験することはなかったし、専門的に学んだこともないが、彼らの中にある、共通の下地について、うらやましいと思うことがある。写真の世界は妙に排他的で、同じ感性を引き出す糸口があまりにも少ない、、、、、、

買ってきたスパイスは6種類だが、簡単なカレーを作ってみよう。冷凍のスープがある、、、


06/16朝 昨日原稿を書き上げて、他の仕事の為に外出していたが、、、やはり、書き直す、、、そう思い始めると戻って夜まで書き続ける、、、そんなことが何日続いているのだろう、、、ストレスで肩こりから体が動かなくなっていたが、、、、それに関しては、原稿が形になると共に少しずつ楽になってきた。。。他の仕事が手につかないのは困ったものだ。。。

言葉にできないものに、、、説明できないものに価値がある、、、そう言いたい訳だから、、、書いたとたんに自滅する。。。

写真というくくりでものを考えることは、現代においてはナンセンスなのに、、、その中で話をしなければならない。。。それも難しい。。。

音楽について話をするならば、、、ラジオから流れるものしか知らない人も言えるし、地球の裏側の古典音楽に一生をささげてのめりこむ人もいる、、、それは、、音楽の多様性であり、「何がこれからの音楽なのか?」と、論じれば、今あるものに対して、否定的な考え方をあらわにする者はいない。(狭義で論じれば別だが)。

それは、多様性が熟しているからで、、、つまり、論じる側がが多様性を十分に理解し、「これからの」という、コンセプチュアルな誘導に、(特定の世界における)とはっきりとした注釈の上で、語られている。、、、、、クラシックを志す若者に、古臭いからやめろとは、音楽の先生も言わないだろう。。。

しかし写真は、、、、多様性、さまざまなジャンル、美術や他の芸術から見た立ち位置、、、そんなものはまったく知らなくても、適当な講釈ができるし、評価もする。。。。企業やメディアに誘導されれば、、、、、、いいなり、、、、すべてがそうではないと思うが、、、、

もちろん、それが新しいジャンルを作り出し、多様性が塗り替えられていく訳だが、、、、世代や、環境が違えば、「理解できない、感覚的に受け止められないは当たりまえ」、、、、 それを、解っているかのように、読み取って評価するやからがきにいらない。。。


06/14朝 昨日、一日中原稿に集中していたら肩こりとは思えないほど筋肉がこわばって、体が動かなくなってしまった、、、早く休んで、すこし回復したが、今日は書き上げなければない、、、、取り組んで3日目。。。ほかの事は一切手につかない、、、

廃墟での作品を3号続けて連載する、、、、一号めは、具象と抽象の境界、、、そして2号目は空間の特殊性、、、現実から昇華していく空間の魅力と、表現の難しさについて書いている、、、、、、あえて3号続けることにしたのは、もうひとつ、、、前号の内容をさらに続けるのだが、、、、被写体の具体性を超えられる人とそうでない人、、、、、、ネガティブな印象を与えずに、それを書くことはできないのだろうか、、、

いつも、作品を展示してもどかしく思うことだが、、、、すれ違った感覚は決して交わらない、、、被写体の具体性にとらわれてそこから先に進もうとしない人がいる。。。そのもどかしさを、、、、うまい切り口で表現したい。。。。写真の宿命でもあり、、、、、感じ取らなくても、解釈ができるという、微妙な立ち位置のようなもの、、、、具体的な内容を解釈してしまうと、それ以上のものは一切目に入らない人がいる。

どんな話でそれを伝えたら良いのか?絵画と写真の表現領域がはっきり分かれるところ、、、、作為と無作為、、空間をただ受け止めることの芸術性、、、オマージュと模倣、、、そして、、、盗作やアイデアの盗用など、、、、、、良い切り口が見つからない。

アイデアとは、種子のようなもの、、、空間は見る人間によって無限の宇宙を包括している。。。。簡単にまねのできる芸術など存在しない。それは写真に尽いても言えることだ。


06/09朝 わずか数日留守にしただけなのに、なんだか久しぶりのスタジオという感覚。逆に言えば。久しぶりに自宅での時間を堪能したのか、、、

フィルム現像の終了した3月以来、自宅は時間が止まったように手付かずで、生活したという感覚はない。。。。

ゆっくりしたときは、朝市に買い物に出かけるのだが、今回は、よく行く勝浦ではなく、昨年から、日曜に開かれている、大原漁港に足を運んでみた。初めて訪れたが、買い物という意味では勝浦より便利で、活気に満ちている。。。

片身で500円のカツオを買い、朝は、どんぶりに、昼は散らし寿司に、、、2ヶ月のスタジオ暮らしで5キロ近くやせてしまったが、、、ここにいればすぐに戻ってしまいそうだ。。。。じあじあ?という、サメのさつま揚げのようなものも買ったが、、、、これは期待に反して普通の味。

少しゆったりと時間をすごしたからなのか、、、不思議なことがあった。北海道の撮影旅行中に動かなくなった腕時計、、、、

修理に出そうかと検索したところ、ソーラーの二次電池交換だけでも1万5千円以上という情報に修理を断念。。。そしてベルトだけでも(10年使った布製でぼろぼろだが)他の時計に転用しようとはずし始めたが、、、、どうせ壊れて捨ててしまうならば、、、、と思って、、、時刻あわせのモードでめちゃくちゃな操作を繰り返しているうちに、動き出した。。。。。。すべての機能がモーターで動いていてとてもまどろっこしい、、、

最初はぎこちなく、、、何度も時刻をあわせようとしているうちに、意外としっかりと、、、そして、、、スタジオに戻った今も、しっかり動いている。

この時計は、かなり特殊で(私がそう思っているだけかもしれないが、、、そして高級品という意味ではない)今でも同じようなものは売られているが、新品を購入すれば数万円。。。。。10年ほど使用しているが、電池交換のいらないソーラー充電には重宝していた、、、、今回、その件を疑ったが(充電用の電池には必ず寿命がある)実際のところ、-20度近い状態で、起動したことが、、動かなくなった原因ではないだろうか???モーターが引っかかったとか、、、

ソーラー充電で、ダイバー用、そして女性用というのは、なかなか見つからない(女性用というのは、手首が細いので男性用のクロノなど腕からはみ出して使いづらい)。。。。。。動きが特殊で数時間光を受けないとスリープして、光を当てると一気に起動して現在時刻まで針がぐるぐる移動する、、、、きっと、この動作を極低温で行ったことが壊れた原因だと思っている、、、、、この機能はすぐに時刻がわからないので、いらいらするが。。。

低温で起動してはいけないものはいろいろある、携帯も一気にフリーズする。まあ、液晶も凍っていたりするわけだが、、、

腕時計のない生活が6ヶ月。。。もともと腕時計は嫌いだったが、写真を仕事にしていると、常に時間をチェックしなければならない。。。仕事を始めたアシスタントの頃、ポラの現像時間を聞かれたり、、、常に時間が見れることが必要で回転ベゼルのある腕時計をするようになった。

6ヶ月も腕時計がなかった、、、というのは初めてだろう、、、、他にも腕時計はあるが、すべて電池切れ、ベルト切れ、、、このあたり、、、妙にだらしないが、、このソーラーがしっかり動いてくれることに、頼り切っていたわけだ。。。。電池交換いらず、永久に使えると、、、、、、、復活に期待しよう。。。


06/08朝 自宅には一日滞在し、もろもろの片付けや、衣替えをしてスタジオに戻る予定だったが、3月以来掃除もろくにしてないわけで、2か月分の家事というのは1日では片付かない、、、、そして暗室の片付けでもトラブルがあり、身体を休めながら一日余計にに過ごすことになった。

締め切りが迫っていた取材データは、自宅のPCで済ませ、、、このあたりは、昨年から同じソフトののCCで効率が良くなった。

暗室のトラブルは、想定外、、、、、市販の現像液のボトルが(未開封だったが)収縮硬化して底に穴が開き、ストックヤードの床に染み出していた。薬品はコダックのTmax Dev 1ガロン用だからボトルは約1Qt。他のメーカーならわかるが、、、大手のコダックのボトルが経時変化(数年で)で破損するとは考えてなかったが、、、他の薬品もジップロックに入れといた方がよいと思う。

保存期間の長いトーニングの処理液などは要注意だろう。。。それにしても、中小のメーカーでなくて,コダックが,,,と言う驚機、、、そんなに古くない、、、リキッドの薬品が増える現在、、、、注意しなければならない。

今回、幸運と言えることは、同じボトルの並びの中にTmax RS などの、箱に入っている薬品があり、、、その紙が吸い取ってくれて、広い範囲に被害が及ばなかったこと。。。

午後のバスでスタジオに戻るが、今日も荷物が多い、、4X5の機材をスタジオに補充する。。。


06/03朝 スタジオのリモデルのお披露目など、来客の多い日が続いたが、やっとひと段落。まだ、疲れは取れないが、徐々に仕事の方向性を決めていこう。

午後からは銀座でアメリカ人の取材があるが、できれば今夜、一度千葉に戻りたい、、、明日かな、、、

昨日、何ヶ月ぶりかで、新聞連載の刷り上がりを複写、、、スタジオが使えるようになって、、その前の日は、作品のデータ化、などと、久しぶりの撮影。。。。。。まだなれないので、無駄な動きが多く、とても疲れる、、、、、これからだ。

秋には新作のビューイング、、、千葉に戻ってプリントのプランを立てなければ、、、





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